ピッピッピッ...
何の音だ..?これ。
白い天井、ツーンとする消毒の匂い
保健室、みたいな。
周りをきょろきょろ見渡す
白いカーテン
柵のあるベッド
点滴に心電図...?
ぼそっとつぶやいた声は白い天井に消えていく
病室の扉が開く音がする
近づく足音。
見えたのは少し大きな体。
え、男?
まさか、元カレとか無いよね、、笑
怖くなって顔を上げてしまった。
よかった、元カレじゃない
会社の取引先の黒田さん
同僚からはイケメンだとか騒がれてる。
でもなんで?
なんて、くだらない話しながらナースコールを押す黒田さん。
とか、ナースコール相手にも戸惑ってる。
その姿にまた「ふふっ」っと笑いそうになる。
あまり馬鹿にすると怒られそうから辞めておくけど。
それにしても変に体が重たい。
低気圧?
がらっとカーテンを開けても青空。
じゃあ、なんで...?












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!