IDOLICの踊ってみた動画を一度撮り終えての休憩中。
元SexyZoneである松島、あなたの名字のわちゃわちゃの言い合いに
後輩の松田が物珍しそうに眺めていて。
あなたの名字がどうしても組み込みたかった松島の振り付け。
椎名林檎が作詞・作編曲を手掛けた
SexyZoneの名曲『本音と建前』の振付。
そしてその中での松島の「回し蹴り」は、
ファンの間で伝説級にカッコいいと大絶賛された名シーンで。
グループの中でもダンスが上手い松島は、
軸が全くブレない「圧倒的な体幹」を持っている。
足を高く蹴り上げながらも、
次の着地とポージングへの移行が一瞬で滑らかなため。
ただの激しいアクションではなく「極上の芸術」として成立している。
この楽曲での衣装は
エレガントなジャケットスタイルでありながら。
牙を剥くように美しく宙を舞う松島の回し蹴りは、
まさに『本音と建前』という楽曲のクオリティを何倍にも跳ね上げた象徴的な演出で。
……その美しさが一生、あなたの名字は忘れられず。
「仕方ないな〜…… 」と口では言いながらも
どこか嬉しそうな松島の表情。
……そんな姿に松田が思わず笑ってしまい。
松田の指摘に顔を真っ赤にさせる松島。
そんな二人のやり取りをあなたの名字が見つめながら、
「(聡ちゃんの回し蹴り見れるの有り難すぎる……)」
と拝みながら、今か今かと胸を高鳴らせて。
見つめられれば、恥ずかしそうにしながら。
ゆっくり動きを確認しながら松島の顔つきが変わり
練習がてら、回し蹴りをすれば
二人でやんや、やんやと拍手しながら。
……松田に指摘されれば ハッ、と我に返ったあなたの名字だった。















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。