設定の説明とちょっとした前話?を!
俺は何も考えずに監視カメラを眺めていた。
1つのカメラにリアム看守が映ってることに気がついた。別に映っているだけならばいいのだが、
体調が悪そうに見えたんだ。
飲んでいたコーヒーを机に置いて、その場所へ向かったんだ。そしたら驚いたぜ。
倒れてたんだ。リアム看守。
俺がそう言ったら、リアム看守は首を横に振ったんだ。
出てくる言葉は自分を全く労わなくて。
むしろ自分はまだまだだと卑下しているようで。
頑張りすぎている人だと、そう感じた。
リアム看守を手刀で眠らせ、部屋まで担いで行った。
俺は初めて、ここの囚人たちの前に立った。
囚人にも慕われていた。
真面目で、誠実なリアム看守。
俺は、いつの間にかリアム看守長に
憧れていたんだ。
次の日には
足早に立ち去った。
なんだか気まずかった。
注視してみれば、リアム看守の目の下の隈は酷くはっきりとしていて。
気づけなかった自分が、少し悔しかった。
あの人のためなら、
リアムさんのためなら、




















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。