nk side
やっと退屈な一日が終わった。
僕は今日、日直だったため、学級日誌を書いている。
nk「…今日は晴れっと。」
jw「ニキ。」
nk「お、ジョンウォニとソヌ。」
sn「今日日直だったの?」
nk「うん。日誌書くの忘れてて。」
jw「大変そう。」
ソヌとジョンウォニは僕のそばの席に座る。
sn「ニキ、クラス慣れた?もうだいぶ経ったけど。」
nk「だいぶって言っても、まだ数日じゃん。」
sn「だいぶ経ったじゃん!ね、どう?四天王の人達!!」
nk「四天王の人たちとはそんなに話したことないし、分かんないよ、ㅋㅋ」
jw「あの人どうなの?イ・ヒスン。」
nk「どう?」
どうって言われてもな……
jw「どんな感じ?」
nk「うーん………」
どんな感じ、そう聞かれた時、始業式の日の出来事が浮かび上がる。ボールペンが無くて困っていた子に、貸してあげてた。
nk「優しい。」
sn「優しい?」
nk「うん。始業式の時、ボールペン忘れた子に貸してあげててさ。優しいなって。」
sn「え、それだけ?」
nk「え?うん。」
jw「……ふーん。」
nk「よし、書けた。」
sn「…ってか、ニキ今日ダンス部の鍵開けじゃなかったっけ?」
nk「……あ!!ほんとじゃん!?やっば!!!」
僕は日誌を教卓に出して、急いでダンス部の練習場所に向かう。
jw「あ!ニキ!!僕も行く!!」
sn「あ!!ジョンウォニ待ってよー!!!」
僕たちは気づかなかった。教室を覗いている視線に。
時は過ぎ、秋になる。
僕はやっとクラスメイトと話せるようになったが、かといって友達と言えるような程の仲の人はいなかった。
そして、ついにあの、1番地獄な行事が始まってしまう。
teacher「今日は、修学旅行の班決めをしてもらう。4人グループか5人グループで班組めよー。」
nk「……」
終わった。友達いないのに、ぼっち確定じゃん!!!
最悪すぎる!!ってか、なんで秋にするんだよ!!高校生のコミュ力舐めすぎな!?こんな期間で仲良くなれる人いない人見知りの人の気持ち考えてくれよ!!!
周りではどんどんグループができ始めてる。やばい、このままじゃ、まじでぼっちだ、、楽しいはずの修学旅行がこんな悲しかったら意味無いだろ……
jy「あ!リキー!」
nk「っ!?」
え、四天王のジェイ……?
jy「なぁ、修学旅行の班決まった?」
nk「え……まだ、だけど…」
jy「よっしゃ!決まり!!」
nk「えっ?」
困惑しているといきなりジェイに手首を掴まれる。
nk「あ、ちょっ!!」
されるがままに引っ張られ、四天王の前に連れてこられる。
jy「リキが俺らのグループ入るって!」
nk「えっ!?」
僕がっ!?この四天王のグループに!?
nk「ちょっ!!ジェイっ!!まだ決まってなっ」
四天王の顔を見る。ジェイクは僕のことをじっと見てて、ソンフンは鋭い視線なんだけど、、
nk「ってか、全然歓迎されてないしっ!」
jy「いや許可済みだから。」
nk「許可済みっ!?」
色々なことが重なって頭がこんがらがる。
僕は四天王みんなを見つめる。
nk「あの…ヒスンくん…」
ヒスンは僕のことを見つめる。
nk「本当に、僕でいいの、?」
hs「うん。ていうか、ヒスンでいいよ。」
nk「あ……うん…」
ヒスンはスラスラっと僕の名前を班決定の紙に書く。
jy「こっちはジェイクで、こっちはソンフンな!」
jk「よろしく!」
sh「よろしく。」
nk「えっと、よろしくお願いします……」
僕は、
1人も友達のいないクラスで、
修学旅行で仲良くないグループに入ってしまいました。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。