〈月side〉
誰もいなくなった画面から新たな声が聞こえる
だがその声には加工がされているようだ
声の主は動揺しているようだ。
当たり前だ、僕だって未だに
人を殺せるノートがあることに少し驚いている。
何?こいつの掌の上だったってことか...
面白そうにリュークが笑う。
映像がLと大きく描かれた画面に変わる
Lと名乗る声の主はキラを煽ってくる。
だが、このノートで殺すことは
顔と名前が分からないと出来ない...
つまり今こいつを殺すことは不可能だ
こいつ...煽り続けてくる
いい事だと...?
やられた...
それが本当なら、キラが日本に...関東にいることが
分かられたということになる
淡々と自分の推理を語り続けるLに少し腹が立つ
こいつ...今までの僕の行動を把握してる。
警察が見逃したことまで...
その言葉に僕の怒りは抑えきれなくなる。
ここまでプライドを傷つけられ
煽られて黙っていられるわけが無い
Lと描かれた画面を睨みつけ呟く
「必ずお前を探し出して始末する!!」
「正義だ!!」
その言葉を合図にテレビの画面がプツッと切れ
テレビからザー...とノイズが流れる
〈同刻あなたside〉
何となくテレビをつけてみた。
今は母さんもいなくて家に誰もいない...はっきり言って
暇だあぁぁぁぁぁ!!!!
とか思ってたのにLとか言うやつが出てきて
なんかすんごいことになってた。
あ、勉強?知らんな☆
...あれ?L、生きてる?
あ、あれか!ここでやったらバレるー!的な?
やっぱキラ頭いいな〜
マジで!?キラって関東いんの!?
ここら辺じゃん!?
正義の定義とか俺は頭悪いからよく分からん。
でも、本当にキラは...
あ、切れた。
月もきっと見てるよな〜..。
正義とか、悪だとか...
まっ、明日学校で聞いてみよ〜
アンケート
夢主くんはキラ対策本部に入る?
入る
63%
入らないで蚊帳の外
37%
投票数: 97票













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!