【あなたside】〜病院〜
確か、六奏学園の入学式じゃなかったっけ?
あ、そっか
あと、1年しか生きられないの?
まだ、15歳だよ?
え、嘘だよね
ドッキリとかでしょ?
私はそう思い、お母さんの方をみた。
お母さんは、無言で目に涙を溜めていた。
この時やっと理解出来た。
“私が余命1年だってことを”
【雨乃こさめside】〜六奏学園〜
らんくんからあなたが倒れたってきいた時は驚いた。
心配より何故か不安が先に来てしまった。
こさめは、昔から嫌な予感が的中しちゃうから
それも不安という感情がどんな感情よりもはやく来た時に
そんな事を考えてたら学校に着いていた。
ガラガラ
こさめとあなたは、同じクラスなんだけど
あの日以来、来てないんだよね
〜お昼ご飯〜
あなた大丈夫かな?
あ〜あ、はやくあなたに会いたい!!
そう言ってなつくんがメロンソーダをくれた。
なつくんの言う通り、あなたは大丈夫…なはず
今は、あなたを信じた方がいいよね
こさめは、待ってるからね!





















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!