アプリのバグで、会話の部分が全部消えてたので投稿し直しました!
ご迷惑かけてすみません🙇
ユンジュside
あぁ、私何でここにいるんだろう。
なんて、後悔する気持ちと同じくらい、
あなたちゃん、なんて可哀想なんだろうと思う。
だって、この状況、どう考えてもおかしいよね
お化け屋敷にあなたちゃんを連れていこうと手を引っ張るジェヒョンさんと、そんな2人を止めようとあなたちゃんの空いた片手を掴むテサンくん。
お化け屋敷に行くのが嫌なのか、それともこの状況が嫌なのか、顔色が相当悪いあなたちゃん。
私、どう考えても仲間外れだし。
そもそも、テサンくんはあなたちゃんに嫉妬させたくて私を呼んでるのに、自分が嫉妬してばっかりで余裕が無さすぎる……。
……下心が丸見えですよ。ジェヒョンさん。
それはともかく、私が今日すべきなのは、あなたちゃんを嫉妬させて、テサンくんのことで頭を一杯にさせること。
……あぁ、やっぱりどう考えても好きな人からこんな用件受け入れる私って、馬鹿だな。
ジェヒョンさんにも、あなたちゃんにも申し訳ないし、自分が一番こんなことしたくない。
あなたちゃんが揺らぐことがないぐらいジェヒョンさんに一途だったらよかったのに。
あなたside
怖い。怖すぎる。
結局4人でお化け屋敷に入った私たち。
正直怖すぎてダブルデートとかもうどうでもいい。
必死に先輩にしがみついて、後ろに隠れる。
なんでさっきから嬉しそうなんだよ。先輩は。
先輩だって怖いの苦手なくせに。
さっきから私と一緒に声出して驚いてるの知ってるんだから。
なんだ?
前を歩いている2人が、ひそひそと何かを話し始めた。
2人とも全然怖くなさそうで、会話するほど余裕があるらしい。
しかも歩くの早いし。
なんでお化け屋敷入ったんだよ。
うっすらと聞こえたその声と、テサンの手をぎゅっと掴むユンジュちゃんの手。
……前言撤回。
ダブルデートはやっぱり最悪。
お化け屋敷とか言ってる場合じゃない。
あぁ、ほら。
テサンが繋がれた手を恋人繋ぎにそっと繋ぎ直すところとか。見たくなかった。
ユンジュちゃんと一緒に化粧直しを終えて先輩とテサンのところへと戻ると、綺麗な女性たちに声をかけられていた。
……はぁ。先輩とデートをする度にこうだ。
今はテサンもいるし、余計に女の子達が寄ってくるのだろう。
テサンは、相変わらずのスルースキルで、スマホを見たまま、女の子達をまるで空気かのように扱っている。
テサンはそういう人だった。
自分が大切な人以外に労力を使わない人。
だからこそ、彼の特別になれるのがどれだけ嬉しいことだったか。
……もう、彼にとっての特別は、ユンジュちゃんだから。
テサンにとって、私はもう、あの女の子達と同じなのかな。
……テサンとは違って、やっぱり先輩は誰にでも優しい。
諦めがつかず未だに連絡先を交換しようとする女の子達にも、笑顔でお断りをする先輩。
そんな優しい笑顔じゃ、諦めつかないに決まってるじゃん。
この時はまだ、先輩への募る不満も、先輩が好きだからこそ、嫉妬する気持ちなんだって思ってた。
思えばこの時、そんな自分の気持ちを隠さず、先輩に正直に言うべきだった。
そうしていたら、何か変わっていたのかな。

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!