あなたです。

もうすぐ行われる入試に向けて、勉強中です

那須「ここはこうするの」

あなた「代入ってこと？」

那須「そー」

隣で勉強を教えてくれてるのは彼氏の那須雄登。

雄登は頭がよくて、いつも勉強に付き合ってくれます。

那須「あと聞きたいところある？」

あなた「教科変わるけどいい？（笑）」

那須「えー（笑）」

あなた「しょーがないじゃん、もうすぐ入試なんだから」

那須「ちょっと休憩しない？」

あなた「しない！」

那須「あなた最近頑張りすぎ」

あなた「でも、これぐらいしないと周りに追いつけない…」

那須「この前の模試、別にそこまで悪くないじゃん」

あなた「確率100%になるまで頑張らなきゃいけないの！」

那須「今休まないなら、俺もうあなたに勉強教えない」

あなた「え！それは困る！」

雄登が教えてくれたからここまで勉強できてたのに…


教えてくれないのは困る…

那須「じゃ、休憩ね。何か飲む？」

あなた「じゃ、じゃあカフェオレで…」

那須「オッケー👌あ、勉強道具は全部しまっといてね？」

あなた「…はぁい」

仕方なく従う私。

那須「はい、どーぞ」

あなた「ありがと」

那須「…愚痴聞こうか？」

あなた「え…いいよ」

那須「何今更遠慮してんの（笑）なんでも聞くから、ガス抜きしな」

あなた「…私、このままで大丈夫なのかな」

那須「大丈夫でしょ、めちゃくちゃ頑張ってたんだから」

あなた「でもやっぱり不安…」

那須「俺がついてるから大丈夫。それだけじゃ足りないの？」

あなた「フハ（笑）なにそれ（笑）」

那須「…やっと笑った」

あなた「？？」

那須「ここ最近、全然笑ってなかったでしょ？」

あなた「まぁそうだね」

那須「人って笑うと脳が楽しいと思って悲しい気持ちが軽減されるんだって」

あなた「…要するに笑えと」

那須「そうなりますね」

那須「あなたは笑顔の方がいい」

あなた「え…///」

那須「ちょ、照れないで（笑）」

あなた「ありがと。心が軽くなったわ」

那須「おう。またなんかあったら言えよ？」

あなた「うん」