第32話

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2024/04/07 06:58
あなた
「えっと、…もしもし、?」
糸師冴
「遅せぇよばか、どんだけ待たせてんだ」
糸師冴
「てか機種変すんなら連絡入れろ」
糸師冴
「急に連絡途絶えて心配したし」
糸師冴
「そんで帰ってくんなら言えよ」
糸師冴
「なんで1回も連絡してこなかった」
あなた
ぅ、
出た途端すごい叱られる
まぁそりゃそうだよね、ずっと音信不通だったのに急に帰ってくるとか
あなた
「ごめんね、連絡も入れずに」
あなた
「直ぐに戻るし、迷惑はかけない、から」
糸師冴
「あ?何に謝ってんだ」
あなた
「え?」
糸師冴
「連絡くれてればもう2.3日曜日早くそっち戻れてたっつってんだよ」
糸師冴
「どうせ凛とはもう会ってんだろ」
あなた
「まぁ、…お家泊めてもらってるs」
糸師冴
「は?」
糸師冴
「お前、ふざけんな」
糸師冴
時間ずらす、もう1本早いのに切り替えて
モブ
えっ、そんな急に
モブ
ちょ、さえちゃぁぁん…
糸師冴
「俺が帰るまで変なことすんな、」
糸師冴
「…いや、あいつの事だしもう手出してるか…
何やらぶつぶつ言っている
とりあえず私に対して恨みとかはあんまりないみたいだからよかった、かな
糸師冴
「とりあえずすぐ帰るから待っとけ」
糸師冴
「今日の夜には帰れる」
あなた
「え」
あなた
「さえちゃん帰ってくるの明日じゃないの?」
糸師冴
「早めた」
糸師冴
「一分一秒でも早く会いたい」
あなた
「んふ、大好きだね」
糸師冴
「大好きなんてぬりぃ、愛してんだ」
糸師冴
「20時にはそっち着くから風呂入んなよ」
あなた
「どうして?」
糸師冴
「一緒に入る」
あなた
「さえちゃんえっちだね」
糸師冴
「うるせぇよ」
糸師冴
「中3男子はこんなもんだ」
あなた
「んふ、そっかそっか」
あなた
「いや、でもダメだからね?私もう18なんだから」
糸師冴
「別にいいだろ」
糸師冴
「気になんねぇし」
あなた
「私が気にするの!」
あなた
「JKだよJK、女子高校生」
あなた
「さえちゃんとは違って大人なの」
糸師冴
「犯されてぇの?」
糸師冴
「俺ももう高校上がるし」
糸師冴
「18なったら速攻囲って結婚な」
あなた
「2人揃ってすんごい生意気になった」
糸師冴
「どうも」
あなた
「褒めてない」
声も低く変わっててかっこよくなってるし
昔よりは大分大人びた感じ

まぁ私からしたらまだまだ子供だけどね
あなた
「あ、そうだ」
あなた
「先に謝っとくんだけど、私多分さえちゃんに会ったら抱きつくと思う」
糸師冴
「dキスまでならあり」
あなた
「うんそんなことはしないから安心して」
糸師冴
「してきてもいい」
あなた
「しないってば」
あなた
「さえちゃんもりんちゃんも、私からしたら恋愛対象外なの」
糸師冴
「どこが?」
あなた
「年下?」
糸師冴
「傍から見りぁあなたの下の名前のが年下に見えんぞ」
あなた
「ナチュラルに低身長ディスしたな」
糸師冴
「まぁ5年も会ってないし」
糸師冴
「伸びてる   とは思ってるけど」
あなた
「…」
糸師冴
「さすがに伸びてないわけ無いだろうからな。さすがに」
あなた
「…さえちゃんのそういうところほんと好きだよ私」
糸師冴
「知ってる」
ほんと、いい性格になっちゃって
糸師冴
「おかえり」
あなた
「うん、ただいま」

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