第130話

エンジュ編Part4
362
2026/02/25 12:11 更新
あらすじ、マツバと再開して
約束のバトルをして無事に勝利した。
マツバ
これ、受け取って
マツバからファントムバッジをもらう。
あなた
え、いいの?
マツバ
うん、あなたのカタカナちゃんに
持っていて欲しいな
あなた
…ありがとう!
ハヤト
あなたのカタカナ…さん!
ハヤト
今日は勉強になった、ありがとう
あなた
え…さ、さん付けは…ちょっと、
あなた
さっきみたいに呼び捨てでいいよ?
ハヤト
…わかった
すると、マホイップから
ぐぅぅっとお腹の音がなった。
マホイップ
"…バトル頑張ったら
お腹すいちゃった"
あなた
そういえば、お昼まだだったね
あなた
ご飯にするか…
そう口にすると、マスカーニャたちが
出てきてキャンプの準備をした。
あなた
早いなぁ!?
あなた
あ、今からお昼にしようと
思うんだけど良かったら
マツバくん達も一緒にどう?
あなた
と言っても簡単なの
しか作れないけど…
マツバ達の方を向いて…
ハヤト
え!?
マツバ
おや、僕達もいいのかい?
あなた
うん!もちろんだよ!
マツバ
じゃあ、お言葉に甘えようかな?
ハヤト
あ、ああ…俺もそうするよ
薪に火をつけてもらい、
具材を手際よく切って、
鍋に入れて炒め、煮込む。
あなた
あ、まごころ込めてない…
あなた
おいしくなーれ、萌え萌えきゅん
ハヤト
????
真顔でまごころを込めてカレーを作る。
あなた
よし、できた!
あなた
辛いけど、辛くないカレー
カレーを装い、テープに並べる。
あなた
いただきます
マツバ
いただきます
ハヤト
い、いただきます
カレーをひとくち掬い、口に入れる。
あなた
うん、リザードン級のカレー、
みんなが手伝ってくれたから美味しいよ
ポケモン達に微笑みかけると、
みんな嬉しそうにする。
ハヤト
美味しい…
辛いのに辛くない癖になる味だ…
マツバ
凄く美味しいよ
あなた
あはは、ありがとう、
そう言ってもらえて嬉しいよ
イーブイ
"美味しい!"
あなた
イーブイ?いっぱい付いてるよ?
イーブイの口元を拭く。
あなた
(こりゃ、帰ったら風呂だな…)
会話を弾ませながら
暫く食べていると、


草むらの方からガサガサと
何かが近づいて来る気配を感じた。


ライコウ
…?
スイクン
…??
エンテイ
…?
あなた
!!、??!?
3犬にエンカウントして
驚きすぎで声も出なかった。
ハヤト
え?…は??
マツバ
ライコウ、スイクン、エンテイ…
あなた
え?…………え??
困惑の末に出た言葉が…
あなた
カレー…食べる??
ハヤト
な、なんでその流れになる!?
3犬は頷き、目の前にちょこんと座った。
カレーを装って、3匹の前に置くと
3匹は美味しそうに食べ始めた。
マツバ
ミナキ君がこの光景
見たら驚きそうだね…
あなた
こ、怖い…
ホウオウ
ショォォォッ!
上からホウオウが降りてくる。
マツバ
…!
ハヤト
…ホウオウまで
あなた
なんで!!?
あなた
カレーの匂いに誘われて来る
伝説ポケモンが何処にいるんだよ!?
あなた
なんだ?お前もカレーか?
ホウオウがコクリと小さく頷く。
あなた
だぁぁぁっ!もう!
それ食べたら帰れ!
カレーを差し出す。
あなた
なんなん?お前ら、
ヘラクロスなの!?
あなた
こわいよ!ほんとに!
伝説ポケモンの威厳を少しは持って…!
あなた
ギラティナみならってよ!!
ギラティナ
ビシャァーン?
そう言ってマツバに泣きつく。

すると彼は優しく慰めるように
頭を撫でてくれた。
マツバ
よしよし…
マツバ
…しかし、まさか、
ホウオウに会えるなんて
カレーを食べているホウオウを見ながら。
ライコウ
ライコウがカレーのお皿を咥えて持ってきた。
あなた
え?お、おかわり??
ライコウ
ららい
頷いて私の手にお皿を置いた。
あなた
ひぇぇっ…
若干引き気味になりながらも、
ライコウにカレーをあげる。
すると残り3匹も静かに後ろに並んだ。
あなた
まじかよ…
茂みの奥からスイクンハンターが現れた。
ミナキ
スイクン!?それに
エンテイ、ライコウにホウオウまで…!
あなた
ほらぁぁぁ!
こうなる前に食べて
どっか言って欲しかったよ!!
ライコウ
ららーい…
スイクン
エンテイ
…??
ホウオウ
モエルーワ…
そう叫びながら言うと、
少し悲しそうな顔を浮かべた。
あなた
おい、ホウオウ、
それはレシラムの鳴き声だ
ミナキ
この、スイクンたちは君のポケモンかい?
早口でミナキに説明する。
あなた
いいえ、違います、断じて違います、
私のポケモンじゃないです、
カレーを作ってたらいつの間にか
集まってきた野良ポケモンです、
ほんとに伝説ポケモンの威厳持って欲しい
あなた
あ、バトルなら食べ
終わってからお願いします
ミナキ
ああ、安心してくれ、
そんな事はしないよ!
ミナキ
…しかし、かれこれスイクンを
追ってきて10年近く経ったが…
ミナキ
キミの作ったカレーを美味しそうに
食べてるスイクンを見れて感動だぜ!
あなた
やめて!?そんなスイクンを
見て感動しないで!?
思わずツッコミを入れてしまう。
ミナキ
しかし、ホウオウまで…
マツバが知ったら驚きだぜ
あなた
(さすが幼なじみ
同じこと言ってる…)
マツバ
全く、キミはスイクン絡みになると
周りが見えなくなるね
ミナキ
おお、マツバもここにいたのか!
マツバ
うん、少し用があってね
ミナキ
そうだったのか…
ミナキ
おっと、自己紹介がまだった、
私はスイクンを探している
ミナキというものだ
ミナキ
キミの名前は…
あなた
あ、はい
あなた
私はあなたのカタカナです
ミナキ
あなたのカタカナというのか…
よろしく!
ミナキは太陽のような明るい
笑顔で私を見つめた。
あなた
よ、よろしくお願いします?
あなた
(眩しいな…)
ライコウ
ゴロゴロ…
ミナキを見てそう思っていると
ライコウたちが喉を鳴らしながら擦り寄ってきた。
あなた
おいぃぃ!!やめろ!
喉鳴らすな!!
あなた
どっか行けー!!
ハヤト
さすが、チャンピオン…
伝説ポケモンにも好かれてる…
あなた
ヤダよ!こんな好かれ方…!
あなた
もっと何か…あったよね!
バトルとか、焼けた塔で出会うとか!?
マツバ
こらこら、君たち?
あなたのカタカナちゃん困ってるからね?
しかし、3匹は離れる気配がなかった…
あなた
や、やめて!?ザリザリしないで!?
カレー食べた口で舐めないで!
あなた
カレー好きだけどこれは嫌だよ!?
マホイップ
まみみ…!
するとマホイップが離れない
3匹にビンタをかました。
マホイップ
"大丈夫?"
あなた
ま、マホイップ…
マホイップの紳士的行動にときめく。
ハヤト
さすが、あなたのカタカナの相棒ポケモン
ビンタだけで伝説ポケモンを倒すなんて…
ホウオウ
モエルーワ…
あなた
もうやだよ…!!
キャンプセットを片付けて
ギラティナがいる空間にしまう。
あなた
……
スイクン
ライコウ
…?
エンテイ
??
ホウオウ
…?
あなた
なんで!
まだいんの!?
マツバ
…もしかして、スイクンたちは
あなたのカタカナの仲間になりたいんじゃないかな?
そう口にすると4匹は
同意しているかのように頷いた。
あなた
ヤダよ!!
あなた
絶対にヤダよ!!
あなた
お前たちは私を認めても、
私はお前たちを認めないからな!
あなた
私に着いてきたらカレー食べられる
から仲間になりたいとかヤダよ!!
ライコウ
…らい
4匹が悲しそうな顔を浮かべた。
ハヤト
伝説ポケモンにここまで前に
出れるのあなたのカタカナくらいだよな…
マツバ
…うん
あなた
わかった、そんなにカレーが
食べたかったらそこの3人に
カレーのレシピ教えるから
食べさせてもらいなさい
ピシッと指さす
ハヤト
えっ!?俺たち!?
ミナキ
私がスイクンにカレーを…
ミナキ
…悪くないな
マツバ
こういうのは、あなたのカタカナちゃんが
作ったから意味があるんじゃないかな?
あなた
大丈夫、誰が作っても一緒だから
カレーのレシピが細かく
書かれた紙を3人に渡す。
ライコウ
ゴロゴロ…
ライコウはゴロンと寝っ転がって
お腹を見せてゴロゴロと喉を鳴らした。
あなた
やめろ、お前犬なのに
猫みたいなことするな
イーブイ
いぶいぶ
ご飯を食べ終わったイーブイが、
食後の運動で遊びに使っていた

クイックボールが勢いよく、
ライコウにぶつかってしまった。
あなた
…え??
ハヤト
あ…
マツバ
おや…
ミナキ
おっと…?
ライコウはみんなに
見守られながらゲットされた。
あなた
いやぁぁぁっ!!
あなた
カチッ☆(ボールに入った音)
じゃないんだよ!ほんとに!
あなた
イーブイに捕まるライコウが
何処にいるんだよ!!
ホウオウ
モエルーワ…!
あなた
萌えないよ!!
全然萌えないよ!!
そう言うと、ホウオウは、
まあまあと言いたげに

どさくさに紛れ、虹色の羽を渡してきた。
あなた
おいおいおい!!
ホウオウ
マツバ
…?
ホウオウの眼差しは、マツバを、
そして私を、静かに見据えた。
そして、これでいいんでしょ?
…と、言いたげにマツバに擦り寄った。
マツバ
えっ…ほ、ホウオウ??
あなた
いや、嬉しいけど!!
ミナキ
良かったね、マツバ
マツバ
凄い…ふわふわしてる…?
あなた
マツバくんが処理しきれてないから
やめてあげてよおぉぉっ!
ホウオウ
しょお?
マホイップ
"ホウオウがマツバくんの
頑張りをずっと見てきたって、
人間にしてはよくやるなって"
あなた
…え!?ほんとに!?
マホイップ
"人前に現れるか迷ったけど色々
面白そうだから現れたって言ってる"
あなた
ダメでしょ!
そんな事言ったら!!
マホイップ
"後、カレー美味しかったって"
あなた
やっぱりカレーかよ!!
マツバ
えっと…あなたのカタカナちゃん、
ホウオウはなんて?
マツバは口元に手をやり、
首をわずかに傾げながら、

問い返すように言った。
あなた
えっと…簡単にまとめると
あなた
カレーの匂いに誘われて、
カレー食べたくて
私たちの目の前に来たのと、
カレーが美味しかったのと…
あなた
マツバくんの今までの
頑張りを認める…って
マツバ
…!
マツバは、ホウオウの
その言葉が予想外だったのか、

一瞬驚いた後、照れ臭そうに頬を染めた。
マツバ
…そっか
あなた
はぁぁーっ…
あなた
もうやだ、ツッコミしたくない…
深いため息を漏らしながら蹲る。
ハヤト
…お疲れ様、
ハヤトがポンと私の肩を叩いた。
あなた
…うん
あなた
今日は色々あったけど、楽しかったよ
あなた
ありがとう
マツバ
僕も、久しぶりにあなたのカタカナちゃんと
話せて楽しかったよ
ハヤト
嗚呼、色々勉強になった!
ミナキ
あなたのカタカナ!私、スイクンを
喜ばせられるような
カレーを作るからな!
スイクン
キュアルガァ!
あなた
うん、頑張ってね!
あなた
…じゃ、みんな
あなた
"また"会おうね!
そう言って別れを告げ、
前を向いて歩いていった。








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