小説更新時間: 2025/10/30 15:00
連載中
赤い犬と緋の薔薇

- ファンタジー
- 花も棘も抱きしめて
『おぎゃァ!おぎゃァ!』「………?」
雨の中、どこからか赤ん坊の泣き声が聞こえて
向かってみたらペンを握った真っ赤な赤ん坊が
木箱に入れて捨てられちょった
見捨てるわけにもいかずに連れて帰ったら
「お前が拾ったのだから責任を持って育てろ」
と、言われてしもうた……
『とー!』小さな手を必死に広げて
『とと!』必死にこちらへと伸ばして
『父さん!』だんだんと近くなるその緋も
『親父!』低くなるその声も
大きくなるにつれ変わる呼び名も
全てがいつの間にか愛しいものへと変わっていた
子供の成長とは感慨深いもんじゃなぁ……
だがその中で不思議な点がいくつかある……
『薔薇は全部赤く、美しく塗らなくちゃ』
『じゃないと“女王様”に首をはねられちまう』
などと不可解な事を言うようになりおった
コイツの言う“女王様”とは一体何者じゃ……
白く咲いた薔薇の花は赤くして早く塗らなくちゃ
“女王様”が激怒されて首をはねられちゃうよ
それが嫌なら……
『さぁ……薔薇を塗ろうじゃないか!』
雨の中、どこからか赤ん坊の泣き声が聞こえて
向かってみたらペンを握った真っ赤な赤ん坊が
木箱に入れて捨てられちょった
見捨てるわけにもいかずに連れて帰ったら
「お前が拾ったのだから責任を持って育てろ」
と、言われてしもうた……
『とー!』小さな手を必死に広げて
『とと!』必死にこちらへと伸ばして
『父さん!』だんだんと近くなるその緋も
『親父!』低くなるその声も
大きくなるにつれ変わる呼び名も
全てがいつの間にか愛しいものへと変わっていた
子供の成長とは感慨深いもんじゃなぁ……
だがその中で不思議な点がいくつかある……
『薔薇は全部赤く、美しく塗らなくちゃ』
『じゃないと“女王様”に首をはねられちまう』
などと不可解な事を言うようになりおった
コイツの言う“女王様”とは一体何者じゃ……
白く咲いた薔薇の花は赤くして早く塗らなくちゃ
“女王様”が激怒されて首をはねられちゃうよ
それが嫌なら……
『さぁ……薔薇を塗ろうじゃないか!』
チャプター
全3話
5,000文字
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