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第1話

神さまへのおねがい
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2018/04/28 16:26
母「ニア、もう寝なさい!今何時だと思っているの!?」

父「明日は学校なんだから遅刻して成績にでも響いたらどうするんだ!」

もう嫌だ

ニア「ごめんなさい。」

こんな、世界

母「いつからあんな風になってしまったのかしら、あなたのせいなんじゃないの?」

父「教育は君の仕事だろ?」

母「あなたがそんなんだからあんな出来損ないにうまれてしまったのよ!」

父「うるせぇな!てめぇがあんなの産むからだろぉが!」

神さま…どうか私を

母「あなたのせいよ!」

父「俺は関係ねぇ!!」

こんな世界から抜け出させて…

〜その日の夜〜

ニア「スー…スー…」

バタン ガチャガチャ ドン!

ニア「なんの音…?」

キィーと音を立て扉が開く
窓から差し込む月明かりがその姿を映し出した

ニア(お父さん…じゃない…!)

月明かりに照らされ、映るその姿真っ赤な「血」のような目をしていました。





続く

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