次の日……
朝
天馬家のリビング
穂波が朝食を並べ終えた頃、一通の連絡が届いた
司はスマホを見つめたまま固まる
司は深いため息をつく
司は立ち上がる
数十分後
制服に着替えた九人全員が玄関に集まっていた
その時だった
来翔はソファに寝転びながら手を振る
空気が止まる
四人は顔を見合わせた
次の瞬間全員が全力で首を横に振る
返事が早かった
沙乃も珍しく真顔だった
美羅は頭をかきながら苦笑する
沙乃は遠い目をする
司はニヤリと笑った
その瞬間司が来翔の腕を掴む
ガシッ
同時に
志歩が沙乃
穂波が美羅
咲希とみのりが黒音を捕まえる
ガシッ
四人は暴れ始めた
絵名も来翔の反対側の腕を掴む
美羅は穂波を見つめる
沙乃は志歩を引きずる
黒音は変身しようとする
四人が必死に押さえる
司は笑いながら言った
九人は思わず同時に叫ぶ
結局、四人は抵抗虚しく
ずるずる……ずるずる……
九人に引きずられながら家を出ることになった
近所の人がその様子を見て思わず呟く
司は苦笑する
来翔は涙目で叫ぶ
九人は苦笑しながらも手を離さなかった
こうして、四人は半ば連行される形でミクデミーへ向かうのだった
次回 ミクデミーでの日常→8/1 19:00投稿予定

























編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。