幼い頃 、貴方に
「 王妃になるならば冷静かつ威厳をもて 」
そう言われて以降
私はずっと感情を抑えてきた
未来の王妃にあるべき姿になろう 、
その一心でこれまでの人生を過ごしてきた
無邪気に笑い 、心を開くことをやめて
表情を見せず 、冷静で 、静かに生きてきた
___私をそうした貴方が
自らの言葉を否定するのね
… 怒りも 、悲しみも 、一切湧かなかった
彼はまた不服そうな顔をした
そして____
______なるほど?
彼女はなにかに怯えるように震え
殿下の袖を掴んだ
2人の言葉で
周りはまたざわめいた
お父様に言われ 、冬季休暇前に広まった話ね
事実では無いけれど
殿下が嘘をついているようには見えない
…多分 、彼女の仕業ね
これが事実では無いと信じて貰えないくらい
彼には好かれていなかったのでしょうね… 、、
呼び出し…
おそらく彼女に振る舞いについて注意した時の事
その時以外 、私は彼女と関わっていないから
隣国の王太子様を見てから私を見た彼 、
彼の目は怒りと憎悪に満ちた目をしていた
____そんなにも彼女のことが好きなのね 、
彼も 、周りの人も 、
私の言葉は何一つ信じないのだろうけど
本当の事を言わなければ何も変わらない
彼が何かを言おうとしたその時
彼女が前に出て 、涙目になりながら言った
……はぁ 、
彼女は本当に何も分かっていない
今言ったことを行う彼女の軽率さと無礼さを
________え 、?
新作ですっ!!
更新頻度遅めかもしれません…💦
読んでいただけると嬉しいです💕













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!