第4話

アゲてこ
312
2023/08/12 14:04






あなた
久我虎徹
皆様どーも、美女です、嘘です、





私今、この前助けた独特な髪型の人と出くわしました
あなた
えーと、、久我虎徹
久我虎徹
いや、1回しか会ってないとは言えどフルネームはないだろ
あなた
いや、あるよ(?)
久我虎徹
ねーわ、所でお前、こんなとこで何やってんの
ちなみにこんなところとは、路地裏です
あなた
暇だからね、歩行してたの
久我虎徹
歩行…、そうか
睨らみつつも返事してくれるあたりすきよ(?)
あなた
久我氏は何してたの?
久我虎徹
俺は…、俺も散歩だな
嘘ついたなこの人
この人極道なのに散歩する時間とかあるの((





因みに、この人が極道なのを知ってるのは調べたんです、怖かったから
あなた
一緒に行きましょうよ、暇同盟だ
久我虎徹
いつの間にそんな同盟組んだんだよ(呆れ)
恐らく仕事中なのだろう、まァ関係ないけど、
あなた
いーんですよ、ほら行くぞ








久我Side
俺は久我虎徹、






京極組の新進気鋭の若手だ



俺は今、ある女に手を引っ張られている
そいつの名前はあなた、謎の女だ
あなた
眠いなぁ…、
なんて呑気な声で俺の腕を引っ張るあなたは何処か人を寄せ付けない不思議な雰囲気をもっていた
そして袖の所々からチラつく痣、訳ありなのだろう
久我虎徹
どこ行くんだよ?これから
あなた
んー…、お気に入りの場所?
何故か質問の答えに対して?をつけるのはこいつらしい、
久我虎徹
そうか







あなた
ぁ、ついた
連れてこられたのは、倉庫のようなものが積み重なったり石段があったりとハチャメチャな場所だった
久我虎徹
なんだここ…、
あなた
月見えるの、ここ、すきなの、
そう言いあいつは倉庫の上へ登る、俺もそれの後に続き倉庫の上にあがった
鼻をつんざくような臭いが微かにした、古くからの場所なんだろう、整備されている気配が全くなかった
あなた
少し臭いし、汚いけど何故か落ち着くんだ
久我虎徹
…、そうか
何を考えてるのかも分からない、もしかすると戒炎の人間かもしれない
だから警戒は緩めれない
あなた
…、戒炎と喧嘩中でしたっけ?
久我虎徹
!?お前なんで知ってんだ!
戒炎を知ってるのにも驚いたが、俺が極道なのを知ってることに先ず驚いた
あなた
んー、怖かったから調べました
どちらかと言えばこっちの方が怖いんだけどな
久我虎徹
っ、何もんだお前
あなた
…、えぇ、その質問困るなぁ…
久我虎徹
カタギ…、なのか?
有り得ない話だが、一応この質問を投げかける
あなた
That's Rightザッツライト
いや、それは絶対ないだろ((
久我虎徹
…、"一応"信じるが嘘ついてたりしたら容赦しねぇーぞ
あなた
一応を強調されると辛いのだが((
久我虎徹
当たり前だろ…、
あなた
でも何も出来ないよ?久我氏
なんて言うもんだから思わず首を傾げた、するとあいつは驚きのもんを手に出した
あなた
これ、さっきスったんだよ!!
しかも元気に((
久我虎徹
な"っお前それ返せ!
驚くことにあいつは俺からチャカドス刃物を奪っていたのだ
あなた
やだー!!!久我氏怖いんだモーン!
久我虎徹
こらっ待て!!
そそくさの逃げるあなたをを追いかける
すると
¿?
久我の兄貴~!!!
俺を呼ぶ野島の声がした
あなた
うぇ~、人来た
本気でやだそうな顔をしたあなたは走りながら俺にチャカとドスを投げた
久我虎徹
うぉっと
あなた
折角2人だったのに邪魔が入ったなぁ~、
あなた
んまぁ~、なんだっていいか、
なんて言いながらあいつはさって行った
久我虎徹
なんだったんだよ…、

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