⚠ キムテのセンイル作品です ⚠
⚠ 大遅刻してマジすいません ⚠
⚠ グテですようへへへへへへ ⚠
⚠ 花様年華は諦めました(常識)⚠
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ぴ 、ぴぴ 。とアラームの音が波と
混ざり合う 。
「 ん … ぐが? 」
「 おはよ 、兄さん朝だよ 」
「 おは 、よぅ … 」
くぁりと欠伸をしながら白い枕に顔を埋め
ぐーっと手足を伸ばした兄さん
「 眠いでしょ? 寝てていいよ 」
「 や 、ぁ 。ぐぅ … ぎゅう 」
枕から顔を覗かせ唇を突出す兄さんの頬を
するりと撫でると 、擦り寄ってくる兄さん
「 兄さん 、誕生日おめでとう 」
「 ん … ? へへぇ … 」
「 ほら 、トースト焼いたよ 」
んーーーっ! と腕を伸ばしてくる兄さん
の体を抱いて 、リビングへと足を進めた
個人活動を初め 、グループとしての活動が
すくなってきた数年前に兄さんが
こう俺にいったのだ
「 おれ 、おまえとさ 。おれ等のこと誰も知らないとこまで逃げたい 」
そんなこと言われたら 、誰でも連れ出して
あげたくなるだろう 。
けど 、俺らには難しい願いだった 。
世界中を羽ばたいてきた俺らは世界的な
スーパースターになってしまった訳であって
誰も俺らを知らないっていう条件は酷く
難しいものでもあった 。
「 んーー 、兄さんの願いも叶えてあげたいけど 、多分 。俺らのことを誰も知らない所なんてないし 、無理だよ … 、 」
傷つけてしまうかもしれない 、滅多に
この人はお願いごとなどはしないタイプだから
そんなことを真剣な面持ちで考えていたら
愛しい彼がふわりと微笑んだ
「 うん 、おれお前のそーゆーところ好き 」
「 え? あ 、ありがとうございます 」
にこりと微笑んだ彼は 、また深い眠りへと
ついていった 。
それから俺は物件を探しまくった 。
片っ端から不動産に電話をかけたけど
やはり声でバレてみてしまうらしくて 、
思うような物件が見つからない日々だった 。
「 おまえ … まだ探してるの? 」
「 あの人の願いは 、叶えたいから … 。出来る限りは尽くします 」
「 ふぅん 、? お前が探してるような物件 。俺知ってるよ 。いいトコあるよ笑 」
「 そうなんですか? … はっ ?!? 」
「 知りたい? 俺らのマンネよ 」
「 ジミン兄さん意地悪ですね … 」
「 んハっ! 褒め言葉かよ! 」
ぶはっ 、と吹き出した兄さんは座っていた
リビングのイスから転げ落ち 、ひぃひぃ
笑っていた 。それはそれは楽しそうに
… どこまでもこの人は …
「 ほれ 、ここ 。俺らのこと知らない人は有り難いことにいないけどさ 。お前らがのーんびり暮らせると思うよ 。 」
すっと差し出してきたチラシには 、
目の前には青く広がる海と 、爽やかな山 。
暮らしていくには丁度いい発展具合 。
まさに彼が求めているだろう楽園だった 。
「 そっかぁ 、おれもう35なのか … 」
少しだけ飲めるようになった砂糖たっぷりの
コーヒーをソファに座りながらちまちま
飲み進める兄さん 、
換気と称して開けた窓からは潮風と近くの
パン屋から香ばしい香りが漂う 。
俺らの空間を和ませてくれるような空気に
また兄さんは目を瞑りだした 。
「 兄さんは何歳になっても美しいね 」
「 ばか 。おれも老けたよ … 」
耳を薄ら赤く染めそっぽを向く兄さんに
小さく笑みが溢れる 。
「 そうだ 、それ飲み終えたら散歩行きます? 海綺麗じゃないかな 」
「 いく! 写真も撮ろうよ! 」
「 お 、いいですねぇ〜〜っ! 」
くぴくぴと喉を動かし忙しくコーヒーを
飲む兄さんを横目に 、少し昔に使った
現役の頃愛用していたカメラに手をかけ 、
薄っすらとつく埃を払った
「 ん … わ 、懐かしいねそれ 」
「 ね 、懐かし 」
「 寒いかなぁ外 … 」
「 ん〜〜 、寒いよ多分 」
まじかぁ 、服どうしよ 。と言いながら
クローゼットを覗く兄さんの後ろ姿を
写真にぼんやりと収めた 。
「 ぐが 、これとこれ! どっちがいいかなぁ? 白も青い海のアクセントになるかなぁとは思うんだけど 、この黒も際立つ存在かつ奥の方の濃い色に紛れて … どっちがいいかなぁ … 」
「 ん〜〜 、俺黒にするから兄さん白にしない? ほら 、お揃いみたいな 」
「 ッ〜〜〜! ぐが最高ッ! 」
ぴょんぴょんと跳ね上がり服を着て 、
玄関に走っていく兄さんの後を追う 。
「 ほら 、寒いんだからマフラー 」
「 ん 、… ありがとうグガ 」
「 愛しいテヒョン兄さん 、 」
「 ん〜? 」
「 お誕生日 、おめでとう 」
" 飾るフィルム " Fin
大遅刻( 汗汗 ) 瀬木初の1,900字
改めてキムテヒョンいい一年にしてください












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!