sheidさんとutiさんと再会してから1ヶ月
特に何も変わることなく生活していた
放課後帰ろうとしたところで突然に送られてきたそのメッセージの意味は割と直ぐにわかった
今日は凄く久しぶりに全員が集合していたらしく朝から追いかけ回されていた
廊下を響く黄色い歓声は凄まじいものだった
何となくそんな気がして中庭に向かう
そこには汚れることも気にせず横になっているメンバーと座り込んでいるメンバー
とにかくみんな疲弊しきっているようだった
何処からか いたずらしたい欲が湧き出てきた私はそのままの勢いで1番近くに居たttさんの目を手で覆い隠した
そんな私に気付いたsmさんが
と乗ってくれた
なんだかんだ答えてくれるttさんと突然の乱入者に理解が追いついてないのか固まるbrさん、afeさん、ngさん
ngさんは数秒経って静かに笑っていた
みんな優しい
あんな事をしたのに自然に溶け込めるよう昔と同じように関わってくれる
だからこそ辛い
あんな事したことへの自己嫌悪
そしてそんな自己嫌悪はnns~さんにはお見通しだった
そう耳元で伝えてくれる
私の気持ちを汲み取って配慮して伝えてくれて
何も返せないのに
結局そんなやるせない気持ちが湧いてくる
ttさんは意外に人を見てる
体調は悪くないはずだが少し疲れは見えていたかもしれない
そう言ってodrkさんが帰っていいよと背中を押してくれる
sheidさんやsmさんは敢えて声をかけず見守ってくれている
utiさんとngさんは いつか という言葉で気を楽にさせてくれる
afeさんとbrさんはまだ私の事を飲み込みきれてないのか困惑している様子だ
それでも顔色が悪いというのを聞いていたのか心配してくれている
nns~さんはどこまで気付いて居るんだろう
人といる事はしんどかった
自分を求められているような気がして
けれどいざ一人で帰るとなると寂しい気がして
この言葉を言っていいか
私自身を苦しめる選択になりかねない
けれどnns~さんになら言ってもいいかもしれない
そんな淡い期待から声に出していた
言ってしまった
楽しめるか分からない
気が付いたら校門でもうバイバイの時間だった
想定外の答えが帰ってきてびっくりする
この人がどこまでもわかった上でこの提案を出してくれているんだってわかる
冗談のように言っているが案外正しい選択なのかもと思わせる選択肢を提案してくる
一通り笑ったあと了承してくれた
…ああほんとに敵わないな






















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!