第11話

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2026/01/25 04:41 更新







二人の間にあるのは、以前のような『救う側』と『救われる側』の断絶ではない


傷跡を抱えたまま、同じ道を歩もうとする


不格好な『相棒』のような距離感だ






守沢 千秋
守沢 千秋
あなたの下の名前。もしまた羽根が散りそうになったら、すぐに言ってくれ。
俺が自分の羽根を切ってでも、おまえの翼を直してやる!

あなた
⋯羽根がなくなったら、ヒーロー失格じゃないですか

守沢 千秋
守沢 千秋
構わん!大切な一人を救えない正義など、俺には必要ないからな!





千秋が豪快に笑い、あなたの下の名前の頭を乱暴に撫でる



あなたの下の名前は少しだけ迷惑そうな顔をしてみせたが、


その指先は、あの日振り払ったはずの千秋の袖を、






ほんの少しだけ、確かに掴んでいた

















二人が選んだこの道は、きっとどこまでも続いていく






















< 完 >

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