第5話

🫂♥️
704
2024/05/30 12:54
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こいつは私の事情を知ってるんだ
















まあ当たり前か専属先だし、怪しまれるよな。






過去なんて全て調べられるか。









母子家庭だった。















でも母は昔から体が弱かった。だから私はよく出稼ぎをしていた























そんな時、母が死んだ




















私は1人の小さな妹を守るためにさらに働いた


























だけどそんな妹は、学校のチャラついたやつらに染まり






















私が稼いだ金、ほぼ全額を持って出て行った
























だから人なんて信じない。そう決めてた、のに




















神格者様の1人、いや















魔法界のトップと言える、ウォールバーグさんが奇跡的に出会った時私を救ってくれた
























こんな私にも、光がある


























だから、私は秘書になり神格者様を支えると決めた






















でもどうしても金は必要だった、それは今でも。
























あなた
……
あなた
( " 従ったほうが得 ” なのかな……)




















あなた
わ、かりまし、た。
レナトス
……
あなた
受け入れるので、
あなた
お金はお願い致します






あなた
(そうするしかない……)







カツカツと音がする、近づいてきている























ああ、もう…やっぱり報われないのかな









































レナトス
はいはい、無理すんな




あなた
…、っえ
レナトス
おめぇ、涙垂れそうな顔しといてよ
レナトス
そんな女、勝手にヤる訳ねぇだろばーか




あなた
…な、なんですか、それっ、
あなた
さっきまで、っ、
レナトス
まぁまぁ、まだいーってことよ









と言いながら頭を撫でられる














こんなふうに抱きしめてもらいながら撫でて貰ったのはいつぶりだろう、



















あなた
っ、す、みませ、
レナトス
んー、ん、






あなた
……やっぱレナトスさんて大きいですね、
レナトス
何が?ちん
あなた
言ったそばからムード崩すの辞めてくれませんか?




レナトス
はっ、笑 流石だなぁ~
あなた
馬鹿な人…笑




レナトス
お~?なんか言っただろぉが
あなた
言ってないです、うるさいです、笑


レナトス
おい、顔上げろ、
あなた
…っ笑、…笑
レナトス
あー仕方ねぇなぁ
 






私はそのまんまレナトスさんの胸の中で寝てしまったらしい

















レナトス
…ほんと、狂うぁ、調子













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