そっかまだみんなに伝えてないんだった。
そう言ってしばらくしてみんなが来た
みんなもちろん驚いたし、嬉し泣きしてた。
でもただ一人、静かに声も上げずに泣いてる人がいた。
ジフニヒョンだった。
そう言って、みんなから静かに抜け出して、ヒョンを部屋に招いた。
ヒョンは何も答えず、じっとしていた。
それから長い沈黙が続き、ヒョンが口を開いた
ヒョンの重さがしみじみと伝わる。
俺の心臓が鳴る。
嫌な予感しかしない。
驚きで声が出ないというのはこのことだろう。
その瞬間、ヒョンは泣き崩れたんだ。
俺らはまた抱き合った。
メンバーには明日言おうと約束した。
それから俺らは眠りについた。
ある日
今日はあなたが帰ってくる。
嬉しいってもちろん思ってるし、何しろ抱きしめたい。
おかえりって言いたい。
そんなことを期待していた。
俺らの気分はもうバッチリで、みんな胸が躍っている。
練習室につき、出来る限り集中する。
ご飯を食べてる最中も、休憩している最中も、あなたのことが頭から離れない。
でも片隅には言わなくちゃいけないことがある。
今は全然そんなこと気にする必要などなく、あなたがくるのをひたすら待った。
そしたら練習室のドアが開いた。
そこにはあなたがいたんだ。
俺はメンバーがいるかいないかなんて気にせず、抱きついた。
そしたらジフニヒョンも来たんだ。
そういう君の笑顔が世界の誰よりも美しいと思えたのは何年ぶりだろうと思うほど頭を抱えた。
♡☆ 11 start



















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。