会議室へ入れば見慣れた顔がたくさんあった
まだ始まってないらしく 全員は揃ってない
ちらっと周りを見渡してある人の位置を確認した
背中の方からそう声をかけると
すぐに振り返ってくれる
一つ上のサッカー部のシオン先輩
そしてデヨンと同時にこの学校へ留学に来た人
二人ともとても仲が良いらしい
なんだか変な感じ
こんな堅苦しい会話したのいつぶりだろう
面と向かって話すの久しぶりな気がする
だから無駄に緊張みたいなのしちゃうし ,
____ " 付き合ってきた人の中 " で 一番
気難しかった人でもあるし
無駄な笑顔や無駄な気遣いはいらない
だからといって心を許すわけでもない
ほんの少し慣れてない日本語
ほんの少し違うイントネーション
ほんの少しの優しい微笑み
やっぱりどれも懐かしくて
やっぱりどれも " 好きだった "
別にミーティングが終わったわけではないけど
ミーティング中は話すことないし
シオン先輩に背を向けて私は同じマネージャーの
紗良ちゃんを探すことにした
前田先輩ちょっと待ってお













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。