サナは森の中をひたすら歩いていた。
ガサガサっ
タッタッタッ
足音の方向に走ると道のようで道ではない開けた場所に出た。
おそらくは道だったのだが誰も通らず草木が生い茂ったからだろう。
左をむくと階段がありその先に鳥居があった。
おそらくは神社なのだろう
サナは疑問に思いながらとりあえず人がいるかもという希望を持ちつつ階段を登った。
登ること約10分
そんな文句を言ってるうちに着いた。多分人がいるのだろう。
境内はある程度掃除がしてあった。
後ろから少女の声がした。サナは驚いた。
理由は簡単。サナは暗殺者に狙われるぐらいの強者。気配察知も簡単にできる。
しかしこの少女は簡単にサナの気配探知もかいくぐり真後ろにたっている。
少年説明中
霊夢が地面を蹴って境内の右の方にズレた。そして霊夢が居た地点に黄色い髪の毛のバ…ゲフンゲフン。
黄色い髪の毛の少女が現れた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!