松村side
ある日、樹と秘密の教室に行ったら
京本の姿はなかった
松村「…きょう、、もと?」
田中「えっ、どこっ、?」
その瞬間、俺と樹は走って京本を探し出した
俺は中、樹は外
隅々まで探した
でも、京本は見当たらなくて
樹からの連絡もなかった
松村「…どこだよっ、!!!!」
ごめんなさい、先生。
脱走させていただきます。
学校どころじゃねぇんだよ
・
俺は京本のお墓に行った
樹にはお墓の位置だけ教えて、俺はすぐ向かった
松村「…っ、はぁ、はぁ、、、京本、、」
京本「…わぁっ、北斗?」
京本のお墓の前にしゃがんでいる京本がいた
俺が話しかければこっちを向いた
松村「…泣いた?」
京本「へっ?ぁっ、いや!笑」
京本の頬は少し濡れていて、目はうるうるしていた
松村「……どうした?成仏、怖い?
それとも、、」
京本「……正解。
北斗たちに会う前は、ずっと、ずっと1人だったからすぐ成仏して消えたかった
でも、北斗たちにあっちゃったら、、
あっちゃったら、、消えるのが、、こわいっ、、」
松村「…そっかぁ、」
京本「っ、俺ねっ、わかったの、。
元々やり残したことがあって、、それが、恋するのだって、わかったの、」
松村「あってたんだ、」
京本「ぅん、、
でね、それでね、、俺、、北斗に、恋しちゃった、」
松村「えっ、?」
すっごい嬉しい
まじで、嬉しい
でも、、それじゃあ京本は、?
京本「…消えちゃうのかなっ、、グスッ」
松村「そん、な、、!」
なに、この複雑な感情
京本と両思いで嬉しいのに、。
京本がいなければ意味がないじゃん
京本「ねぇ、、北斗、北斗は、、俺のこと好き、?」
松村「えっ、?…
ああ、もちろん、、大好きだよ」
京本「ふふっ、良かったぁ」
と、涙を流しながら自分のお墓を見つめる君
松村「…付き合お」
京本「え?…いや、俺、何も出来ないし、!」
松村「京本がいてくれればそれでいいんだ
お願い、」
京本「…しょーがないなぁ笑」
松村「ありがとうっ、、」
田中「はぁ、はぁ、、もー!!!!きょも、急にいなくなんないでよ!!!」
京本「樹、ごめん!笑」
京本がここに来た本当の理由はしらない
教えてもくれないだろう。
それでも、いつか知れる日がくるといいなぁ。
・
ある日、樹は部活で放課後秘密の教室に行けなかったから
俺一人で行った
ガラララ
松村「…、」
初めて出会った日のように、風に当たってる京本
なぜ、幽霊なのに風には当たれるの笑
俺がそう見えてるだけかなぁ。
金髪のサラサラな髪の毛が揺れてて、京本は外を眺めてる
そんな姿に惚れた。
儚くて、美しい。
でも、そんな京本は前よりも透明感が増していた
それは、物理的に?
俺がそう見えてるだけ?
松村「京本、」
京本「…北斗、今日は1人なんだね」
松村「ぅん、」
京本「…ねぇ、いつまでも俺といなくていいよ」
松村「いや、俺がいたいんだよ、
1人でもすることないし。」
京本「でも、存在しない俺なんかと絡んでて何が楽しいの」
松村「楽しい、楽しくないじゃないんだ
京本から離れたくないの」
京本「…、」
京本から離れてら、京本は消えてしまいそうなんだよ
もう存在してないとかそんなの関係ない。
京本はたった1人の人間だったんだから
1人にはしたくないよ
俺も1人にはなりたくない。
京本「…北斗ってさ、ほんっとバカだよね」
松村「ば、か??」
京本「俺、元々北斗になんか本気じゃなかったけど?笑」
松村「…京本、?」
京本「はぁ、俺の演技どうだった?ふふ、圧巻だったでしょ。
北斗なんか好きじゃない。だから早くどっか行って」
京本、それは違うだろ?
だって、京本泣きそうじゃん
そんなの説得力ゼロだよ。
俺は納得しないよ
松村「京本、泣きそうなのはなんで?」
京本「…別に。
こ、れもえんぎ、だし。」
ほら、苦しいだろう?
京本は素直だから嘘はつきたくないはず
松村「俺の事嫌いか?」
京本「…きらい、きらいだから、、はやく、きえて、よ、、」
松村「消えない」
京本「…どっか、いけっ、て、!!!」
松村「行かない。」
京本は涙を流してる
何に苦しんでるの?
京本、教えて。
京本が抱えてるもの全て、俺にも背負わせて。
辛さを分けてよ
京本「…もぅいやなの、、。」
松村「うん、」
京本「北斗と、ずっと一緒にいたいのにっ、、
なんか、俺のお墓に行った日くらいから、体が軽くて、、っ
もう、いやなのっ、、どうせなら、、北斗に嫌われてから、消えたいっ、、グスッ」
松村「そんな事言わないで、
俺は京本から離れない、言ったろ?
京本が背負ってるもの、俺にも分けてよ
京本は1人じゃないんだから。」
京本「…っ、、ほくとっ、、ごめんなさいっ、、グスッ」
松村「だいじょーぶっ」
こんなにも脆い君を、早く抱きしめたい
もし京本が消えてしまったら、俺もそっちに行っていいかな
京本に出会って、俺は日々がカラフルに染まって行ったんだ
そんな京本を失ったら、俺、苦しい。
生きていけないから。
京本、いいかな?
いいと思う?
京本「…北斗、きえたくないっ、、」
松村「大丈夫、消えてしまっても、俺がすぐ逢いに行く」
京本「へっ、?、、そんなの、ダメだよっ、!
ダメ、絶対、!まだ生きてなきゃ、、ね、?」
松村「京本が居なきゃ生きる意味がないんだよ」
京本「…でも、北斗若いし、まだやれること沢山あるよっ、?
北斗の人生を俺が終わらせてしまうなんて、そんなの、嫌っ、!」
松村「京本、俺は京本と一緒にいたい
俺は京本を1人にさせたくない。
京本から離れたくない。
京本のおかげで毎日が楽しくなったんだよ
そんな京本がいなくなったら俺は死んだ方がマシなの、。お願い、許して。」
京本「…俺からは、何も言わない。
北斗にそんなふうに思ってくれてたのなら、俺はもう幸せだよ、」
松村「ん、」
・
・
・
終わらせ方迷子です!!!!!!!🥺












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。