第11話

10 進む道を守る為に
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2026/01/28 11:12 更新



白石杏side




白石杏
白石杏
…ただいま
白石謙
おお、おかえり
白石杏
白石杏
お父さん、言わなきゃいけないことがあるんだ
白石謙
…なんだ?
白石杏
白石杏
私…ビビバスを、辞めたの
白石杏
白石杏
家出する、学校もやめて、こことは違う場所に行く
白石杏
白石杏
もう、街に、ここに帰ってくる気はない
白石謙
な、何を言ってるんだ
白石謙
あいつの分まで歌うんじゃなかったのか
白石杏
白石杏
もう、いいでしょ
白石杏
白石杏
凪さんはいないし、ビビバスは辞めた
白石謙
…行く当ては、あるのか?
白石杏
白石杏
あるよ、流石に無計画は…ね
白石杏
白石杏
じゃあ…今までありがとう、こんな形でお別れになって、ごめんなさい
白石謙















白石杏
白石杏
…これで、良かったんだよね、?
初音ミク
初音ミク
わからないけど、後少しで終わるんだよ
初音ミク
初音ミク
よく頑張ってるよ…杏は、偉いね



今にも泣き出したいけど、




でも、泣くには早い、終わってないから

初音ミク
初音ミク
早く行こう、泣くのも後悔するのも、今じゃない、全部終わってからにしよう
初音ミク
初音ミク
チケットの時間、遅れちゃうし
白石杏
白石杏
うん…そうだね
東雲彰人
東雲彰人
待てよ杏、ミク
白石杏
白石杏
初音ミク
初音ミク
行こう、杏…振り向かないで
東雲彰人
東雲彰人
おい!待てっつってんだろ!
東雲彰人
東雲彰人
何でミクがいるのかはしらねぇけど、相棒泣かせてどっか行こうとは生意気だろ!
白石杏
白石杏
もう、相棒じゃないから
青柳冬弥
青柳冬弥
なっ…それないだろう!何にが何でも一方的すぎるぞ!
初音ミク
初音ミク
杏、行って、間に合わなくなる前に
初音ミク
初音ミク
別れが名残惜しくなる前に
白石杏
白石杏
…ッ、ありがとうミク



ミクには場所を伝えたし、私は、前に行こう




今はただ進むことが、私のやるべきこと
















初音ミクside




東雲彰人
東雲彰人
おいミク!邪魔すんなよ!
初音ミク
初音ミク
ごめんだけど、それは無理
青柳冬弥
青柳冬弥
何でだ?
初音ミク
初音ミク
私が杏とした、何よりも大切なこと…
初音ミク
初音ミク
最後まで手伝うっていう、約束だから
小豆沢こはね
小豆沢こはね
ミクちゃんは、何を知ってるの?
小豆沢こはね
小豆沢こはね
杏ちゃんは何であんなこと言ったの…!
初音ミク
初音ミク
深くは言えないけど…
初音ミク
初音ミク
杏の、ビビバスの夢のため…かな?
青柳冬弥
青柳冬弥
どう言うことだ?
青柳冬弥
青柳冬弥
俺たちを突き放すことが、夢のためになるのか?
初音ミク
初音ミク
私にはわからない…けど、杏はその道を選んだ、だからきっとそう
初音ミク
初音ミク
杏の進む道の、邪魔はさせないよ
小豆沢こはね
小豆沢こはね
私、杏ちゃんに、何かしちゃったのかな…
東雲彰人
東雲彰人
んなわけねぇだろ、なんかした程度であんなこと言うやつじゃねぇ
東雲彰人
東雲彰人
悔しいけど、俺たちなんかよりずっと、街を、ストリートを愛してきたやつだ
東雲彰人
東雲彰人
そんな奴が…何かしら、相当な理由があるんだろ
青柳冬弥
青柳冬弥
ミク、やっぱり行かせてくれ、どこ行くのかは知らないが、話を聞きたいんだ
初音ミク
初音ミク
杏は遠い場所に行く、暫くしたら、さらに遠くへ
初音ミク
初音ミク
というか…あの場所で話してたこと、聞こえてなかったの?
東雲彰人
東雲彰人
ちょっと扉開けて覗いてたけど…マジで何も聞こえなくてな…
初音ミク
初音ミク
ふーん、ま、その方が私的には嬉しいからいいや



そろそろ、乗り物に乗る頃かな




私も行こう、杏の元へ




これ以上の時間稼ぎは、必要ないと思うし

初音ミク
初音ミク
色々とごめん…それと、さようなら
初音ミク
初音ミク
元気でね





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