第9話

第九話 どうしますか?
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2024/12/29 08:00 更新
クロード・ルッチ
底辺にも利用価値があると思って声をかけてやったのに、恩を仇で返しやがって
クロード・ルッチ
頭が悪いのは親譲りか?
そりゃ当然みすぼらしい人生って訳だ
レモン
...
クロード・ルッチ
私は私の判断が間違っているとは思わない
お前たち二人は不合格だ
あなた
待ってください!!
あなたの下の名前は人混みから飛び出し、二人を守るようにルッチと向かい合った。
レモン
!!
マッシュ
あなたの下の名前くん...
クロード・ルッチ
なんだ?文句でもあるのか?
あなた
えぇ、そうですね
あなたの下の名前は自身の手を強く握って、ルッチを睨んだ。
あなた
あの広さの迷路、妨害をしていなかったら彼が時間内にゴールできていた可能性は大きいです
あなた
それに、私情で意図的に受験生を落とそうなんてこと、教師としてあるまじき行為では?
クロード・ルッチ
...2本線だから見逃してやったのに、反抗してきやがって
あなた
!!
クロード・ルッチ
私に盾つくなら、お前も不合格だ!
あなた
...それでも良いですよ
ルッチの言葉に、あなたの下の名前は一切反対せずに承諾をする。

衝撃的な返事に、他の受験者はざわつく。
レモン
え...!
マッシュ
.
おい...あの金髪、大丈夫なのかよ...

ランス
アイツ...

あなた
でも、どう足掻いても不利になるのは貴方のほうですよ
クロード・ルッチ
は?
あなたの下の名前は顔を上げてルッチの目をじっと見つめる。

ルッチは、あなたの下の名前の発言に面食らった顔になっている。
あなた
この試験が終わった後、新聞が出回るでしょうね
見出しは...そうですねぇ
あなた
「イーストンの教師、クロード・ルッチが編入試験で不正!数人の受験者が不合格に!」とか?
クロード・ルッチ
なっ...!
あなた
言い逃れはできないですよ、だってこんなに証言者がいるんですから
そう言ってあなたの下の名前は、後ろにいる他の受験者達をチラリと見た。
レモン
マッシュ
ランス
...!
.
...!!
あなた
そして、保護者の方々からはクレームの嵐、他の教師たちからは冷たい視線...
あなた
最後には、貴方は学校から追放されて教師の資格を失う...なんて事になるかもしれませんね
クロード・ルッチ
くっ....!!
あなた
どうするんですか?イーストン魔法学校のエリート教師、クロード・ルッチ先生?
あなたの下の名前は笑いながらルッチに問いかける。

しかし、その視線は依然として呆れたようなつまらない物を見るような冷えたものである。


肝心のルッチは、歯を食いしばって冷や汗をかいている。

クロード・ルッチ
...だ、黙れっ!!
ルッチはそう叫ぶと、杖を出してあなたの下の名前に向ける。
クロード・ルッチ
散々私を侮辱しやがって...良いだろう、痛い目を見ないと分からないようだな!
あなた
!!
危険だと感じたのか、あなたの下の名前も杖を出そうとする。

すると、その横を何かが突っ切ってルッチの方へ向かった。
あなた
!今...
レモン
そして、何か_ではなくマッシュが、ルッチの杖を真っ二つにへし折った。
クロード・ルッチ
え?
あなた
...え?
マッシュ
言いすぎですよ、先生

.
なにーーーーー!!
レモン
...!?
ランス
...は?
あまりの出来事に、一同驚きを隠せない。
ブラッド・コールマン
うわぁ....杖折っちゃうんだ...
アイツそういうとこあるよホント...
レグロ・バーンデッド
なんかカワイソ...
後ろで見ていた二人は経験がある為、驚きはしないが相手に憐れみの目を向ける。
クロード・ルッチ
なっ...お前らの言うことなんか...!!
ウォールバーグ
静まれ!!
ルッチが再び叫ぼうとした時、上空から一人の威厳のある声を降ってきた。


そこには、白く長いヒゲが特徴的な人物_イーストン魔法学校の校長、ウォールバーグがいた。
四つ葉*
四つ葉*
圧倒的な知識量で論破してくるあなたの下の名前くん
四つ葉*
四つ葉*
最後に笑いながら言ってくるのは親譲りだね

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