あなたの下の名前は人混みから飛び出し、二人を守るようにルッチと向かい合った。
あなたの下の名前は自身の手を強く握って、ルッチを睨んだ。
ルッチの言葉に、あなたの下の名前は一切反対せずに承諾をする。
衝撃的な返事に、他の受験者はざわつく。
あなたの下の名前は顔を上げてルッチの目をじっと見つめる。
ルッチは、あなたの下の名前の発言に面食らった顔になっている。
そう言ってあなたの下の名前は、後ろにいる他の受験者達をチラリと見た。
あなたの下の名前は笑いながらルッチに問いかける。
しかし、その視線は依然として呆れたようなつまらない物を見るような冷えたものである。
肝心のルッチは、歯を食いしばって冷や汗をかいている。
ルッチはそう叫ぶと、杖を出してあなたの下の名前に向ける。
危険だと感じたのか、あなたの下の名前も杖を出そうとする。
すると、その横を何かが突っ切ってルッチの方へ向かった。
そして、何か_ではなくマッシュが、ルッチの杖を真っ二つにへし折った。
あまりの出来事に、一同驚きを隠せない。
後ろで見ていた二人は経験がある為、驚きはしないが相手に憐れみの目を向ける。
ルッチが再び叫ぼうとした時、上空から一人の威厳のある声を降ってきた。
そこには、白く長いヒゲが特徴的な人物_イーストン魔法学校の校長、ウォールバーグがいた。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。