マンションに到着して部屋に入ると、
あなたはさっき来た時と同じようにエアコンをつけたり
2人分のコートをハンガーにかけたり手を洗ったりと、
パタパタと家の中を動き回っていた。
その間、あなたはほとんど
俺と目を合わせようとしなかった。
あれこれと次々に用事を作って
なかなかこっちに来ようとしないあなたが
独り言を言いながらまた洗面所に行きかけたので、
たまらず俺は後を追いかけた。
バスルームでスイッチを押していたあなたの腕を掴むと
驚いた顔でこっちを見上げた。
あなたの手を取ってリビングに戻り、ソファに座る。
俺が先に座って手を引っ張ると、そのままドサッと
膝の上に乗って向かい合わせになった。
そう言って笑うとあなたは
俺に抱きついて首元に顔を埋めた。
身体を離してまた向かい合う。
そう言って俺はレイを抱いたまま立ち上がった。
作者のアヤです💎
4話前で予告しておりました通り
アンケートの結果も一応踏まえまして
次の1話はR18回になります…😳
苦手な方はどうぞ飛ばしてお読み下さいませ🙇♀️












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!