アキトside
俺等が試練を始めてから大体半日以上だった
だがカイトはまだ目覚めない
そんなカイトを皆心配していた
俺達は眠ったままのカイトの傍に座っていた
するとホナミ様とツカサさんたちが
試練について話してくれた
その言葉を聞いたレンがバッと勢いよく立ち上がった
レンは少し悔しそうに下を向く
俺はそんなレンの頭を優しく撫でた
そうホナミ様が言いかけた途端
カイトの瞼が少し開いた
目が覚めたばかりのカイトは
まだ意識がはっきりしていない様だった
カイトは自分の手の平を見て
安心したように微笑んだ
それを見たホナミ様がこちらへ寄ってきた
ホナミ様は両手を前で組み
願うようにそう言った
その言葉に俺とレン、カイトは深くお辞儀をした
その後俺達はいったん自分の部屋に戻り
各々準備が整ったらカイトの部屋に集まることにした
一体何の話なのか見当もつかないが……、
部屋で色々考えてはみたが
本人から聞くまでは考えても仕方がないと思い
俺は考えるのを辞め、カイトの部屋に向かった
コンコンコン……
ガチャッ…















![# 攻略対象より悪役に惚れました . [ 冬司ver ]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/463Ienje96SMnaxqeg7tvIaFh9p1/cover/01K566339R5TNCGP01WCWNSK9G_resized_240x340.jpg)




編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!