第33話

chapter 32
312
2026/04/29 13:44 更新



3日後 日曜


If
………
 
テクテクテクテク…
 
Na.
威風〜、ただいまぁ〜!
If
!騎士おかえり、体調は大丈夫か?
Na.
元気元気っ!完全復活だよ!
If
ならよかったわw
 
ないこは、心身ともに安定し、退院できるようになった
ひとまず安心というところだろう
 
Na.
にしても、迎え来てもらってごめんね?母さん予定あるっぽくてさ〜、
If
いや全然大丈夫やで、むしろ俺でええんか?って感じやけど…
Na.
母さんも、「威風くんなら安心だね、よろしく伝えておいて」ってさw
If
それならええんやけど…w
 
Na.
…じゃ、とりあえず威風の家いこ〜!
If
…へっ?
 
いやそこは騎士の家やろ!?!?
それに…な…、うん…、ちょっと…困るというか…
 
Na.
こういう時は相場、威風の家って決まってるじゃん〜!?
If
ちょっ…俺の家今ちょっと…!
Na.
威風の部屋なんて何回も見てるから汚くても大丈夫だって〜!
If
そ、そういう問題ちゃうって!?てか綺麗やわッ!!
Na.
なら尚更大丈夫大丈夫!w
Na.
有無を言わさずレッツゴー!
If
えぇっ…ちょっ、騎士ッ!!



























と、いうのも…
家に上げたくなかった理由が無いわけじゃなく…














If
…はぁ…ほんま…、
If
お前ら毎日のように俺の家来んなって何回言えば分かるんやッ!?!?
Yu.
バイトしてる店、ここからの方が近くて…
Li.
自分の家ちょっと居心地好きじゃない
Sh.
ちょっと遊びに来るのに最適なんよなぁ〜
Ho.
…しょーちゃんの付き添いだから、いふくんの家来たくて来てるわけじゃないし???



If
…ほんまお前ら居候やでそろそろ…



そう、いつの間にかメンバーの溜まり場になってるんよ
…なんでや…


Na.
あ!この前の方々じゃん!
If
え、覚えてんの?
Na.
個性的な人達だなぁ〜、仲良くしたいな〜!って思っててw
If
あ、そうなんや
 





Sh.
やっほ〜、元気になった?
Na.
!はい!この通り元気です!
Sh.
なら良かったわ!
Sh.
あ、僕は有栖 翔太って言うんよ、気軽に初兎ちゃんって呼んでもらって構わんで!
Na.
!じゃあ…初兎ちゃんって呼ばせてもらうね!
Sh.
おん!よろしくな〜!
 
…すげぇ、すぐ順応しとんな…
普通なら、もっと変な雰囲気なると思ってたんやけど…
初兎、やっぱ空気作るのが上手いな…



Yu.
俺は獅子尾 悠、みんなにはアニキって呼ばれる事が多いな、好きに呼んでくれ
Na.
じゃあアニキって呼ばせてもらいます!
Yu.
おんw
Yu.
俺の方が年上やけど気にせずタメ口で構わんからな
Na.
分かりました!じゃあ、よろしくね!
 
…にしても、気になるのはそこじゃないんだよな…
どちらにせよ騎士は、無くしてる記憶を数日後くらいには思い出すはず…
記憶をどういう流れで思い出すか凄い気になるんよな…



Ho.
僕は稲荷 穂都!いむくんって呼んでね!
Na.
いむくん、ですか…?
Sh.
あ、全っ然"ほとけ"とか"いむ"とかでええからな!
Ho.
初兎ちゃん!?!?雑じゃない!?!?
Sh.
なぁに「いむくんって呼んでね!」やねん!呼ばれてへんかったやろ!w
Ho.
いやいやこれを機に呼んでもらえるかもっ!?
Na.
…じゃあ、いむ…とか?
Ho.
!やった!ありがと〜!
Sh.
…w



Li.
えっと…、
Li.
…大神 裏卜、りうらって…呼んで欲しい…
Na.
りうら、ですね!分かりました!
Li.
あ、敬語じゃなくていい、というかタメ口の方が…ありがたいっていうか…
Na.
…じゃあ、タメでいくね、よろしく!
Li.
!…うん、


…騎士には、早く、思い出してほしいんやけどな
…ないこ…、お前は…





Na.
…そういえば、皆さんは威風とはどういう関係で…?
Sh.
なんやないちゃん、嫉妬とか?w
Na.
えっ!?wいやそんなのじゃなくて…!w
Na.
学校ではあんまり威風と絡んでるの見た事ないな〜って思って…
Yu.
俺は軽音の部長で、その繋がりで仲良くしてるで
Na.
あ、そうなんですね!
Sh.
僕といむくんも賽之目高校なんやけど、まろちゃんとは前に学校で失くし物探してもらうん手伝ってもらった時に仲良くなったんよ!
Sh.
な!いむくん!
Ho.
あ、うん!そうだったね〜
Na.
へぇ〜、すごい繋がりだ…
 
…しょにだ、すごいな…
咄嗟に関係性を、しかもほとけも巻き込んで…
仲間思いで、しっかりしとる…


Na.
りうらは?どういう経緯で…?
Li.
あ、えっと…、学校の登校中にぶつかっちゃって…そこで仲良くなった感じかな…
Na.
え!そんなことあるんだ…!?w
Li.
…、うん、偶然にも程があるよね…、w
If
ほんまに、なw
 
りうらは、ないことの出会いを俺に置き換えた形か
確かにアドリブ苦手なりうらにとっては最適解やな
 
Na.
…よかった、まろが俺しか友達いないような陰キャじゃなくて…
If
おい失礼やな!?
Sh.
まぁ?僕らしかおらへんやろうけど?w
If
おいはつうさぎ、なんか言ったか?
Sh.
ひゅーひゅー…
If
吹けてへんで、口笛



…まぁ、こいつら以外おらへんくても…
…こいつらさえいれば、俺は幸せやろな…w











Na.
…よしっ、じゃあ俺帰るわ!
If
え?そうなん?
 
まだ来て10分程度しか経ってへんのに…
 
Na.
うん!久しぶりに家でもゆっくりしようかな〜ってw
If
じゃあ俺も送ってって…
Na.
いや!まろの家から俺の家なんて何回も来てるから覚えてるって!w
Na.
もう事故んないからw安心して?w
If
…そうか?じゃあ…気をつけてな?
 
Na.
…うん、またね!
 
ガチャッ…バタンッ…





Yu.
…はぁ〜、ほんまに覚えてへんのやな〜
If
…まぁ、数日経ったけどこんなもんやで…
Sh.
まぁゆっくり思い出せばええよな!
Li.
どうしよ…りうら上手く喋れなかった…、
Ho.
大丈夫!心配ならなくていいくらい上手だったよ!
Li.
そう…?
Ho.
うん!きっとないちゃんも不自然には思ってないよ?
Li.
ならいいんだけど…
 
Sh.
…あ〜、はよないちゃんも記憶戻ってくれればええんやけどな〜、
Yu.
そうやな、今世のも、前世のも…





















If
…なぁ、思ってたんやけどさ
 
If
…もし、ないこが記憶を取り戻したとして
If
そん時、俺たちって…











If
"いれいす"、もう1回活動するんか?
























Na
ふふん…ふんふんふん…ん〜、ん〜…
 
頭の中に過ぎるメロディを歌う
ふっと思い浮かんだだけの、名前も知らないような曲
誰も知らないその曲を、楽しく口ずさむ
 
Na
たんたん…たらら…らん…たらん…たん、
Na
たららん…たん…たらん…たん…たらん…たん…
 
Na
たんたん…たらら…らん…たらん…たん…
Na
たららん…たん…たらら…らん…



Na
…最高の…夜に…しようよ…
Na
ずっと…忘れ…ない…ように…
Na
何回でも…君を思う度…思い出せるように…



ねぇ、君が好き…
…なんて、ねw



名前もない、名前も知らないメロディに
ふっと浮かび上がってきた歌詞を載せて
頭の中で曲を作る
 
Na
…って、こんなことしてまた車にでも撥ねられちゃったら、まろに怒られちゃうかw
 
テクテクテク…
 



















…あれ、
Na
…そうじゃん、"まろ"って呼んでたの、すっかり忘れてた…!
Na
そうだそうだ、まろ、まろだ!
 
Na
まろにそう呼んでほしいって言われてたのすっかり忘れてた…
Na
事故で記憶消えてるって言われたけどこういうことか…
 
自分の意識の外で何かが消えてるとか、
よく考えたらめちゃめちゃ怖いんだけど…
 
もしかしてあの曲も、覚えてないだけで昔聞いた事ある曲だったり…?
事故って怖…



Na
あの人たちも、もしかしたら…





俺が忘れてるだけ、だったりするのかな…?
 もしそうなら…





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