○月✕日俺は、れるちと買い物をしていた。
これは、買い物が終盤にかかってきたところだった。
この日、本当は
すたぽら全員で行く予定だったが、編集、Short作成、
サムネ作りなどの予定が入ってしまったため、2人で来ていた。
延期しろよと思うかもしれないが、
その時は”二人で行くか“となっていた。
今思えば、延期していた方が良かったのに。
その時は、こんなことになるなんて思いもしなかった。
今日来れなかった、
メンバーに自慢してやろう…なんて考えながら歩いてた。
大きな交差点に入った時だった。
キキーッと車のブレーキ音が聞こえた。
驚いて、そこで止まってしまった。
_________それが良くなかった。
交差点の真ん中で、俺はれるちに突き飛ばされた。
方向はどっちだったっけ。
より、すたぽらシェアハウスに近い方だったかな。
そこに、車が突っ込んで来た。
信号は赤なのに。
それにいち早く気づいた、れるちが俺を助けてくれた。
でも、そのせいで。
どうしたらいいか分からなかった。
なにせ、初めてのことだ。
それに頭が回る状況じゃなかった。
救急車は来る。
でも、すぐには来なかった。
そして、気づいたことがある。
逃げられた。
誰しもがそう考えるであろう。
俺もそうだった。
というか、それ以外ありえない。
俺は、どうしたら良かったんだろう。
俺の、せいだ
ちゃんと周りを見てなかったから。
そのせいで、車にも気づかなかった。
れるちに庇って貰った。
そのせいで、れるちが死ぬかもしれない。
その時、遠くからサイレンの音が響き始めた。
救急車、やっと来たんだ。
なに、それ。
死ぬみたいなこと、言わないでよ。
その言葉を最後に、れるちは意識を失った。
俺がこういったのと、同時だった。
電話が、かかってきた。
電話してる場合じゃなかったのに。
でも、反射的にスマホを見た。
発信者は………ゆさんだ。
ピと、通話ボタンを押し、声が聞こえるのを待った。
今まで我慢してきたものが溢れてきそうだった。
電話してきたのだから、俺に用があったんだろう。
でも、先に俺のことを心配してくれた。
言っていいのか。
言ったら、どんな思いをみんながする?
でも、れるちは伝えてほしいって言ってたよね。
何回も説明できそうにない。だから、一気に説明したい。
数十秒経ったあと。
伝えてしまった。
良かったのかな。
そこにずっと待ってた、救急車が来た。
まぁこれだけ目立ってればすぐわかるよね。
電話が切れた。
嵐のようなスピードの会話だったな。
そこからのことは覚えていない。
気づいたら病院に着いていた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。