2016年 4月5日 (春)
蓮(なんや…お怒りモードですか?)
光(俺は怒ってない……聞いてるだけ。)
蓮(いやぁ?…顔が怒ってるんやけどね)
だめだ……目の前で完全に、喧嘩になりそうな予感。
何で自分の事、話されたら口塞ぐんだよ?
光(おい、何処までコイツから聞いた?)
凪沙(え?……えっとぉ。)
この人、圧が凄いんだよ……怖い。
それに何処まで聞いたってか、何処も全然知らないよ
…
蓮(光、そこら辺にしときーや?)
光(イヤだ。)
蓮(怖がってるやんか?)
光(…分かったよ。)
そう言い、昨日の人が蓮くんから手を離した。
なんだか…子犬に見えて来ちゃったなぁ
蓮(僕は凪沙くんに、光の名前を教えただけやで?)
光(本当か?……なら良いけど)
そう言って昨日の人が帰ろうとした時
まだ名前を聞けてない事に気がついた。
凪沙(あぁ…あの!)
光(ん?)
……
凪沙(名前って聞いても良いですか?)
光(はぁ?…何でお前みたいな奴に)
凪沙(お前みたいな奴って……)
ショック過ぎて、足ガクガクしてぶっ倒れそうだ……
何でだよぉ!と心から叫びたい。
蓮(それぐらい、教えてやったら?)
……
光(……青井 光)
不機嫌そうに名前を言ったら…
いち早く、この場から去っていった……悲しい_。
凪沙(青井 光さんかぁ…笑)
蓮(いつにも増して、嬉しそうやな笑笑)
凪沙(そりゃあ、嬉しいですよ!)
僕はそう言い、口いっぱいにご飯を詰め込んだ。
念願の名前を聞けた、運が良いなぁ。
これでまた一歩、青井さんに近づけたかも!!
♪〜♪(チャイムがなる)
蓮(あ、チャイム鳴ってもうた…まぁええか)
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青井 光視点
光(才華の奴…本当に話してねぇだろうな。)
いや、アイツなら平気で人の秘密もバラすしなぁ。
本当に何で俺、アイツにあの事話しちゃったんだよ?
…
光(あぁぁぁ!!)
⁇(うるさっ、何だよ急に?!)
光(何だよ!)
ドンッと春巻き野郎が飛び跳ねた
そんなにビックリする事なのかよ……。
⁇(もぉ……叫ぶなよ!)
光(うるせぇ、別に良いだろ叫んでも。)
⁇(駄目だろ!)
そう言い、俺の耳を力ずくで引っ張ってくる。
鼓膜が破れたら絶対に請求してやる……。
光(それにしても……才華の奴)
⁇(才華がどうしたん?)
……
光(いや……何でもねぇよ。)
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No 02 青井 光 16歳
身長 179cm
体重 63kg
出席番号 3番












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!