第10話

#10 「地霊殿主催の計画。」
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2024/11/28 13:20 更新
・地霊殿のガーデン・
ある日の昼下がり、こいしがお使いに行って帰ってきた数日後のことだ。さとりは椅子に座り、もうとっくに冷めているであろう紅茶をかき混ぜながらため息をついていた。
さとり
はぁ…
さとり
最近こいしが帰ってきたけど元気なさそうで心配だわ…
さとり
あの子、表情が分かりやすいから…
でも実際は本当の感情ではないんだろうけど…と考えながらまたため息をつく。
さとり
はぁ…
お燐
さとり様~!
さとり
あら、お燐じゃない。どうしたの?
さとりは瞬時に心を読む。その目に飛び込んできた情報に驚く。
お燐
(魔理沙が訪問している)
…!
さとり
え…あの狂人が…?
お燐
…どうします…?
さとり
向こう魔理沙が怒ったら終わりよ。
さとり
応接間に通してあげなさい。
お燐
はいただいま!
・応接間・
さとりは応接間に向かった。応接間のソファーの片方にはもうすでに魔理沙が座っており、箒と帽子を乱雑に自分のそばに置いていた。
魔理沙
おーよっすよっす。
さとり
何で来たのかしら?
さとり
………
さとり
…”パーティを開きたい?”
魔理沙
やっぱ話が早くて助かるな~!
魔理沙
そのまんまの意味だ。そっち地霊殿主催のパーティを開いてもらいたい。でっかいのをな。
さとり
パーティを開いてこっちが受け取れるメリットは?
魔理沙
あんたの妹が笑顔になる。
魔理沙
本物の感情でな。
さとり
え…?それ本当?
魔理沙
おう。それもパァーっとあふれんばかりのな。
そういいながら大きく手を広げジェスチャーする魔理沙。そんな魔理沙を前に、さとりは困惑と希望…希望のほうが強いかもしれない。なんにしろ、自分の最愛の妹の本物の笑顔が見れるのだ。
さとり
どういった経緯でこいしの笑顔を見れるの?
魔理沙
私も細かいことはわからん。
魔理沙
少なくとも、フランが関係してるってことは分かっているぜ。
さとり
魔理沙
ま、日時は早めのほうが良いだろう。こいしとフラン、どっちが先に暴れるかわからんからな。
さとり
さとり
…1週後。こちらの地霊殿でパーティを開催することを約束するわ。
魔理沙
お!意外とノリがいいな!
魔理沙
妹のことで必死にでもなったか?
さとり
黙りなさい。
魔理沙
へいへーい
魔理沙
私はこれでお暇するぜ。1週間後、大勢連れてくるから待っとけよ。
さとり
分かったわ。お燐?
スタっ
お燐
お話は終わりましたか?
魔理沙
…紅魔館のメイドは抜けてるところが多かったけど、ここの従者はなかなかいいもんだよな。
さとり
従者じゃなくて、ペットよ。
さとり
あくまで愛護用。
魔理沙
わかってますって。
お燐
お帰りはこちらにどうぞ。
魔理沙
じゃな。
手を振りながら室内なのに箒に乗る姿は滑稽だ。魔理沙のコントロールなら問題なさそうだが。
さとり
…買い出し、行かなきゃ。

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