第64話

番外編
81
2026/06/22 11:00 更新


① 特に変更点なし(ネタバレは少ないです)
② 16歳、落ちる前
③ ②と同じ
④ 監禁される前、普通の高校生活を送っていた16歳
⑤ 屋敷を作った後
⑥ ⑤と同じ(2人とも年齢は不明)

全員、崩壊後の記憶無し
作中でいう41話前後の話





※ 今回の話は本編とは
本当に何の関わりもございません
※ 見なくても本編には影響ないけど
見てくれたらウレシイナァ…

S
…あれ、

ふと気がつくと、初兎がいたのは都会の街中だった。

人が沢山歩いていて、
召使いではない大人も多数。
S
…いむくん?
召使いさんも、どこに…

そう辺りをキョロキョロ見回しても、
知っている人が見当たらない。

普段屋敷の敷地内だけで
過ごしている初兎にとっては、恐怖でしかなかった。
S
ッ、どうしよ…
S
とにかく、皆の事探さんと!

初兎はとりあえず街中を走り、
知っている人を探すことにした。

























S
ッは、はぁ、はぁ、…

本物のビルなんて、車なんて初めて見た。

自分より年齢の高い人も召使い以外に見た事はない。


周りの全てが怖くて、
下を向きながら走っていた。

S
誰か…誰かおらへんの__

その為、前に誰かが来ても
すぐに避けられなかった。
S
ッ、!
モブ男
チッ……
S
っ、う…

ぶつかってしまった人は、
舌打ちだけして去っていった。

S
…無理や、ここは人が沢山おる…
S
一旦落ち着いてからにするか、

そう言うと、初兎はビルとビルの隙間に逃げ込んだ。





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S
…どうしよ、
S
ここ絶対敷地の外やんな…
S
皆を…あんなに
人がいる中で見つける…?

少し考えたが、それはほぼほぼ不可能だった。

沢山人がいるし、
大声で助けなんか求められない。
S
…でも、探すしかないな。
S
能力は人にバレたらあかんし、
気をつけて探すか…

そう考え呼吸も落ち着かせた後、
路地から出ようとする。



その時、
近くに置いてあったダンボールなどが、
突然崩れてきた。
S
え、うわぁぁッ!?

逃げる暇もなく、それらの下敷きになってしまった。

能力のおかげで全く痛くはない。
しかし、身動きは取れなかった。
S
………っ、
危な、気失っとった…
 
S
ていうか、おっも…
S
マジで動けへん…、
 


S
誰か、助け…っ、
S
誰か、だーれーかー?

そう声を出してみても、
街中の騒がしさにかき消されて行った。

モブ女
ねぇ、ここのパフェ
めちゃくちゃ美味しいんだって!
モブ女
じゃあ今度の時に行きた〜い!
 
お父様、次はどちらへ?
そうだな…折角の観光だし、
あっちにでも向かうか。
かしこまりました、
どこまでもお供いたします。
 
モブ男
いやまじであいつ最低だよな〜、
モブ男
分かる!俺らの事
考えてないだろって感じするし〜…

都会は人が多い。

そして皆、あちらこちらへと歩いていた。

暗い路地など気にもとめない。
S
はぁ…もうダメかもしれへんな…
S
僕余生ここで過ごすんか…

そんな状況から、初兎はもう諦めていた。

誰かが気にかけてくれるのを待つしかないか…と。

しかし、
N
…え、あれ、
N
あそこにいるのって、人…?

1人の少年、

無弧が初兎の事を見つけた。


近寄ってきて様子を伺う。
N
えっと、もしもーし?
S
!、ちょ、君…!
 
S
僕、今動けないから助けて…?
N
え、まじ!?
それ結構やばいじゃん!
N
今助けるわ!

そういうと無弧はダンボールに手をかける。

しかし小さいの1つだけでも
持つのがやっとだった。

N
ッ、何これ、
めちゃくちゃ重いんだけど!?

無弧が試しにダンボールを開けてみると、
中には金属部品が大量に詰まっていた。

物は小さいけど、それが沢山あるという事は
重いに決まっている。


しかも、それよりももっと大きい箱が
初兎の上に重なっていた。
N
…助けるとは言ったけど、
俺じゃ無理かも…
S
ってことは…
 
N
待って、助け呼んでくる!
N
なるべく早く助けるから、
もう少しの辛抱ね!

そう言うと無弧は、1度路地を出た。

何となく力のありそうな人に声をかける。
N
あの、すみません!
N
すぐそこで男の子が
荷物の下敷きになってて…
N
俺1人じゃ助けらんないんです!

力のありそうな人。

無弧が声をかけたのは、
I
え、それまずない?
Y
…場所連れてけ、
N
!、
ありがとうございます!

街を歩いていた、威風と悠佑だった。



無弧が連れていくと、
二人は惨状を目の当たりまのあたりにする。
I
うわ、思ってたより酷いなぁ…
Y
まろ、はよ助けるで。
I
はーい。

無弧や初兎よりも年齢が高い2人。

力もあり、すぐに箱をどかしていった。
I
なぁ、そっち持ってくれへん?
N
うん!
じゃあ行くよ…

無弧ももちろん協力する。








ものの10分ほどで、全て移動しきった。
S
よかった、やっと立てる…
S
皆さん、ほんまに
ありがとうございました!
N
どうなるかと思った…
怪我とかしてない?
S
大丈夫やよ。どこも痛くあらへん。
N
え、あんな重いのが乗ってたのに!?

初兎は気づいた。

自分が不老不死だから痛くなかった事に。
S
あ、…やけど、
すぐには動けへん…かな?
N
だよね、無理しないで…!

その様子を見ながら、
後ろで威風と悠佑が話していた。

I
…あにき、
I
あの子、見間違えやなければ…
Y
…初兎やな、
I
やっぱり!でも、なんでこんなとこに…?
Y
分からへん、もしかして脱走したか?

そう考えた悠佑は、
初兎に話しかけようとしたが、

いきなり聞こえた大声に阻まれてしまった。
H
しょーーちゃーん!?!?
S
その声は…いむくん!?

急いで声の聞こえる方へ走る。
Y
あ、
N
待って!今走ると__
S
大丈夫やから!
ありがとうな〜!

そう言い、すぐにその場から姿を消してしまった。




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そして、あそこから少し離れた場所で、
初兎とほとけは再開した。
H
よかったぁ、
離れ離れになって怖かったも〜ん!
S
僕も。
いむくんがいて安心したわ…


S
ていうか、僕らはなんで
こんなとこにいるんやっけ?
H
忘れたの?
________が、__________だからだよ!
S
え、なんて?

ほとけははっきり喋っているのに、
肝心な所がうまく聞こえない。
H
だーかーら、
_______の為だってば!
S
え、?
H
え、初兎ちゃ__
ど__かした__…?
S
いむくん?え、ちょ…






S
いむくんっ!

目を覚ますと、目の前にほとけはいなかった。

S
…あれ、夢…?
 
N
あ、初兎ちゃんも起きた。
Y
ふぁぁ…何か、変な夢見た気する…
I
顔洗ってこよかな…

辺りを見回すと、同じく寝起きの3人。

そこで初兎は、
皆でお昼寝していた事を思い出した。
S
…そっか、僕寝てたんや…
N
なんか少し
うなされてたっぽいけど、大丈夫?
S
大丈夫…


S
なんか、変な夢やっただけやよ。
















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同時刻。

夢を見て目覚めた人は、ここにもいた。
…あぁ、
メンテナンスの為に
眠らされてたんでしたっけ、

ベッドから起き上がると、
手をぐーぱーしながら見る。
…異常は、なさそうですね。
 
なら、
早くお父様の所へ向かわないと。

そう呟いた後、

彼はいつも通り、自分のあるじの所へ向かった。










…えー、

小説を書いていて初めて、
視聴者リクエストを受けました

「もし現在の6人が、世界崩壊前に出会ったら」
というものでございましてよ

…ちょっと無理やり展開かもしれへんな




あとごめんなさいまた
更新が不定期に戻っちゃいます💦

ちょっとこの先の展開が
まだ不安定でね…

ちまちまなんとかしてくので待ってて

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