シュガさんとホビさんが声をかけて
ジンを両方から支えてくれる。
宿舎を出て、家に向かう。
ジンの家は宿舎のすぐ近くなので、
エレベーターまで2人がついててくれた。
ホビさんは、エレベーターの下で
お別れらしい。
2人が驚く。
とりあえずまた後日詳しく教えてと言われ、
ホビさんと別れる。
シュガさんと2人でジンを支えて
家に入る。いったんジンをソファに寝かせて、
ブランケットを掛ける。
シュガさんがぶんぶんと手をふると
お腹がぐーっと鳴る。
じゃあ、日本から持ってきた
ラーメンも作っちゃいましょう…!
だし巻き玉子と、豚骨と醤油ラーメンを
1つずつ。
免罪符として?具をたっぷり…
夜中のラーメンはどうしてこんなに魅惑的なんだろう…!
半分に切ったみかんの皮を入れ物にして、
ゼリーを流し込んだデザートを
作ってたのを思い出した。
1口食べて、震えている…
ニコニコしてめっちゃ喜んでる。
良かった良かった。
みかんゼリーを見つめたままシュガさんが言う。
まるでみかんゼリーと別れるのが辛いようだ笑
当の本人は、ソファで幸せそうに
すやすや寝ている。
近づいて、ほっぺをつんつんする。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。