番外編/17歳if
今日はちょっと遅くなったけど真の誕生日ってことで真の家に色々持ち寄って集まった。
臣「それにしてもなかなか全員時間合わなかったな。」
あなた『夏休み入ってすぐじいちゃんがいきなり旅行行こうって言い出して…まじごめん…』
スーツケース持ってマンションに凸って来た時は何事かと思ったわ…
若狭「まぁ仕方ねぇっしょ。俺らも単車メンテしたかったしいーんじゃね。」
ベンケイ「真 誕生日になると絶対走りに行こうって言うからな。」
あなた『あ、忘れてた。それお土産。』
部屋の端に置いておいた紙袋を指さす。
真「まじ? さんきゅーな。」
あなた『ん。』
ちまちま持ってきたお菓子をつまみながら談笑していたらいきなり勢い良くドアが開いた。
開いたというかやぶられたというか…
万次郎「真一郎!!!」
エマ「真兄〜!!」
真「おぉ…」
ベンケイ「どうした元気だな」
あなた『若狭ぁ、若狭のお茶飲んでい〜?』
若狭「ん。」
若狭のお茶に手を伸ばしながらエマ達の方に耳だけ向ける。
「「海行きたい!!」」
若狭「声でか」
あなた『海? 見にってこと?』
エマ「入りに行きたいの!」
万次郎「ニケツして行こーよ!海水浴!」
真「お前ら今2時だかんな? 今から海行っても遊べねぇよ。」
万次郎「えー!!??」
エマ「そうなの?」
海か…去年行かなかったから水着がもう古くなっている気がする。
あなた『……エマ〜、海明日にして今日は水着買いに行かない?』
エマ「行く!」
あなた『いい子だから水着10着ぐらい買ってあげる。』
若狭「いや、楓くんの金無駄遣いすんなよ…」
あなた『いや、だってこの間…』
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📞「────あなた〜? もう夏休みだろ? いっぱい振り込んどいたから好きなだけ使えよ!足りなくなったら言えな!!」
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あなた『って電話来たから。朝5時に。』
臣「社長やべぇわ」
若狭「この間機嫌悪かったのそのせいかよ。」
あなた『即切りしたった。』
あなた『若狭早く行こー。』
若狭の袖を引っ張って促すが、あんま乗り気じゃないみたい。
若狭「俺も行くのかよ。」
あなた『行かないの?』
若狭「行くけど。」
あなた『行くんじゃん。他の男共は? 行く?』
振り返って見渡すけど行く気は無さそうだ。
真「俺も着いてくわ。」
万次郎「海パンがイケててもモテるようにはなんないよ真一郎。」
真「あなた…弟がひでぇ…」
あなた『どんまい。その髪型やめたら少しはマシだと思うよ。』
そんな万次郎は真の言葉に耳も貸さず、場地んトコ行ってくる〜って言って飛び出して行った。
臣「真ー。今日泊めてくれ。」
ベンケイ「んじゃ俺も。」
真「おー。」
若狭「俺たちはどうする?」
あなた『真がいいなら泊まってく〜。』
真「んじゃ泊まって明日朝イチで海行こーぜ。」
エマ「あなた姉一緒にお風呂入ろー!」
あなた『いーよ』
私達は復活した真とかわいいお願いをするエマを連れてとりま佐野家を後にした。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!