第3話

♯見守る者達
328
2025/05/20 09:00 更新
〜誰もいないセカイ〜
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
……
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
(ウラの、あの表情…)
(なまえ)
あなた
——メイコ、ありがとね
(なまえ)
あなた
ボクも、ちゃんとボク自身と向き合っていこうと思う
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
……とうとう、その時が来るのかもしれないわね
???
——おい
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
……!
トコトコ
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
……
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
……何?
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
あなたの下の名前について、聞きたいことがある
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
今日あいつの様子が、いつもと違うように見
えた。知ってることがあるなら教えろ
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
!……
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
……あなたがあの子あなたの下の名前を気にかけるなんて、珍しいわね
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
 ——あいつの言葉には、まふゆを動かす力がある
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
あいつは、まふゆが進むために必要な存在だ
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
…………そうね
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
……
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
…………詳しいことは、私にもわからないわ
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
けれど——あなたが来た時、少し話した時よう
に……あの子はとても大きな想いを控えている
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
……きっと今、あの子は、
その想いに本気で向き合おうとしているわ
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
逃げることを、やめて
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
……なるほどな
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
だが……俺の目には、あいつはまだ揺らいでいるように見えた
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
あいつは、何を恐れ、何から逃げている?
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
それは…………
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
……私から言うべきことではないわ
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
…………チッ
トコトコ
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
……!
——待って、カイト
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
……あなたの下の名前のところへ行くつもり?
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
ああ
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
やめてちょうだい
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
ウラは今、
薄い氷の上を歩くように進もうとしている
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
今のあの子にとって、あなたの言葉は強すぎ
る。……踏み荒らさないでちょうだい
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
……このまま何もするなと?
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
……
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
それで問題が解決するならいい。
だが——傍観してるだけでは、何も変わらないだろ
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
——自分のやり方が常に正解だと思わないで
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
なら、お前が今のあいつをどうにかできるのか?
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
……っ
トコトコ
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
……カイト……!
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
——待ちなさい!!
タッタッタッ
〜あなたの下の名前の部屋〜
(なまえ)
あなた
…………
(なまえ)
あなた
(やっぱり……送れない……)
(なまえ)
あなた
(絶対に話すって……
そう、決めたのに——)
(なまえ)
あなた
……
(なまえ)
あなた
…………怖い……
???
『——おい』
(なまえ)
あなた
え?……あ!
シュッ

スマホからKAITOが出てくる
(なまえ)
あなた
カイト……
(なまえ)
あなた
どうしたの?
カイトがボクのところに来るなんて、珍しいね
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
『——お前に話がある』
(なまえ)
あなた
話、って……?
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
『お前は、一体何を——』
???
『——カイト!』
(なまえ)
あなた
え……!
シュッ

MEIKOもスマホから出てくる
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
『……いい加減にしなさい、カイト……!』
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
『あなたにそこまで立ち入る権利はないわ!』
(なまえ)
あなた
メ……メイコ……?
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
『……お前が、そこまで介入するほどなのか』
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
『……』
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
『——わかった。
だが、これだけは言わせろ』
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
『あなたの下の名前。
お前、何かを迷ってるな?』
(なまえ)
あなた
……!
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
『……何に迷っているか、俺には知る由もないがな』
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
『だが——』
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
『迷いが生まれているのは、
何かを選ぼうと——選びたいと、
誰でもないお前自身が思ったからだろ』
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
『きっと……お前もわかってはいるんだろうけどな』
(なまえ)
あなた
……
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
『——進むか退くかは好きにしろ』
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
『だが、今抱えてる苦悩の中からお前は……
お前自身を救うための道を、選び抜く必要がある』
KAITO(ニーゴVer.)
KAITO(ニーゴVer.)
『ただ……生きるために』
(なまえ)
あなた
……カイト……
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
『……』
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
『——あなたの下の名前』
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
『私にできることは、見ていることだけだわ』
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
『けれど、
あなたの苦悩を、私は見てきた』
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
『ずっと、そばで』
(なまえ)
あなた
……メイコ……
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
『……本当はこれからも、触れるべきじゃないと思ってる』
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
『あなたの下の名前の抱えるものはとても……
とても、胎く崩れやすいものだから』
(なまえ)
あなた
……
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
『けれど——』
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
『見届けるわ。
それが‘’どんな結末になろう‘’とも』
MEIKO(ニーゴVer.)
MEIKO(ニーゴVer.)
『未来まで——最後まで。必ず』
(なまえ)
あなた
あ…………
(なまえ)
あなた
——うん
(なまえ)
あなた
……ありがとう。ふたりとも
(なまえ)
あなた
でも…………
(なまえ)
あなた
もう少しだけ……もう少しだけ、時間がほしいんだ……
MEIKO・KAITO(ニーゴVer.)
『……』

プリ小説オーディオドラマ