前の話
一覧へ
次の話

第21話

失?
56
2026/02/24 11:53 更新
それは突然だった。
苦しいけど、苦しいことばかりではない生活は、急に終わりを告げた。
なぜだろう、この日常はずっとつづくと思ってた。

でも、違かった。
鮎川広明
おい、どういうことだ。他の部員の楽器を傷つけるとは。
あなた
先生、わたしやって
鮎川広明
黙れ
鮎川広明
退部だ、退部。
佐伯直
先輩、俺のこと、そんなふうに思ってたんですね。
あなた
ちが、
佐伯直
もういいです。でも、楽器は弁償してくださいよ。
やってないのに。
私は辛すぎて、学校を抜け出してしまった。
prrrr
あなた
はい、もしもし
昴雪人
はる、最低。俺のこと騙してたの、ずっと一緒にいてくれるっていったのに、嘘だったんでしょ。本当は俺がプロのバイオリンニストになったら、養ってもらうために、ずっと嘘をつきづけていたんでしょ。本当に、最低。もう二度と会わないで。
バチ
あなた
もう、何をしたっていうだよ。
ごろごろ、ざぁー
あなた
最悪、雨じゃん。
でも、なんでだろう、それが心地いいや。
そんなことを考えていたら、1時間が経っていた。
あなた
いつまで、降るんだろうな。
あなた
私帰るところないや。
止む気配がないので、雨宿り場所を変えることにした。
あなた
親に見つかったら、やばいしね。
しかし、もう気がどうかしていただろう。

私はもう正常な判断ができるような感じじゃなかった。
"キキィ"
"危ない"
気づいたら、ベッドにいた。
佐久間優介
起きた?
あなた
ん、んうん。
え、佐久間の家、絶対に何かまた嫌なことを言われる。

寝たふりしよ。
佐久間優介
起きてるかは知らないけど、俺はあなたの下の名前ちゃんがやったとは思わないよ。
佐久間優介
あと、話せるようになったらいって、俺も一緒に向き合う。
もし話せなさそうなら、俺、部屋から出てくから、俺が出ていった後に紙に言いたいこと書いてよ。俺は待つから…
あなた
ねぇ、なんで、そんなに優しくしてくれるの?突き放せばいいじゃん。
震えながら、小声でいった。
佐久間優介
好きだから。
あなた
佐久間優介
好きだから。
佐久間優介
意外だった
あなた
うん?
佐久間優介
わかってないでしょ。でも、忘れないで、俺はあなたの下の名前ちゃんの味方だから。
そういう彼は悲しそうだった。

プリ小説オーディオドラマ