1週間後
勉強会も終わり、期末テストも終わった
そして今日は結果発表の日
ゴクリ……
全員が唾を飲む
全教科
この言葉に、なんとなく誰かは察した
もう一人はわかんないけど
・
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……そう言えば玄弥、どうなったんだろ
in不死川家前
善逸の叫びが響くマンション前では
炭治郎や伊之助、善逸が玄弥のテストをまじまじと見つめていた
そこには、不死川玄弥という文字の下に、しっかり100点と赤いペンで書かれていた
バタン……と閉じた扉の音
しかし鍵の閉まる音はしない
……嫌な予感
あなた一応赤点取ったの忘れないでね?
善逸たちに連れられ、こっそり玄弥の家に入る 完全に不法侵入です。マネしないでね
玄弥は廊下をまっすぐ歩き、リビングらしき部屋にいた
伊之助の言った通り、机の上にただ券が入った瓶と、何やら白い封筒が置かれていた
玄弥がその袋を開けると……
パラ…
という小さな音を立てて、5000円札が出てきた。後ろにはメモをちぎり取った紙がある
その紙には……
“ケチくせぇ事しないでこれ使え。 実弥”
と、書かれていた
思わず声を上げて炭治郎たちが玄弥の元に駆けつける
その輪にはなぜかしれっと小鉄くんと無一郎もいる
……いつの間にッッッ!
と言う事で、私たちはお祭りへと向かった
チャンチャカと陽気な音楽が鳴り響くお祭りは、大規模とは言えないが、かなりの人が行き来していた
私は玄弥に奢ってもらったわたあめを一口口に入れる
わたあめは口の中ですぐに溶け、甘い感覚だけが残った
近くでは伊之助がやきそば5パック目に突入し、隣では善逸がたこ焼きを美味しそうに食べている
すると、前の方を歩いていた無一郎がこちらに戻ってきてわたあめを指差した
そういって無一郎は私が一口しか食べてないわたあめをほぼ半分掻っ攫って、
金魚掬いの方へ向かっていった
そして反対側でパンパン!!と鳴り響く銃声
射的屋と書かれた屋台に棚に飾ってあったお菓子の箱やぬいぐるみはほぼ大半が倒れていた
屋台のおじさんは穏やかな笑みを浮かべて笑っている
その近くで銃を構えているのは、我らが鬼殺科狙撃部のエースである玄弥
何気に1番はしゃいでるの小鉄くんなんだよな……
ま、しょうがないか。小学生だし
この時の私は知らない
史上最悪な悪夢の、始まりに
アンケート
映画二人の英雄ってやりたい?
やる!
54%
やらない
46%
投票数: 163票



























編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!