塁はまるで今の状況を忘れているようにとても純粋な目で衣乃を見つめた
衣乃は作戦通りと思うばかりに少し笑みがこぼれてしまった
すると、衣乃は塁に唇を近づけた
今回も馬鹿力でなんの抵抗もできなくなった
軽いキスをした衣乃はとても我慢したょうに
ととても上機嫌に行って風呂場に消えていった
とても虚ろな目で独り言を呟いた
その日、塁は寝れなかった
色々なことがありすぎだからだ
お泊まりと急に決められたり....
それに今日は、衣乃にキスをされた
でも気持ち悪くもなかった
というか何も感じなかった
衣乃が、消えた風呂場から独り言を言っていた
衣乃の顔からとてつもない圧力が感じられた
いつも、笑顔でいる分それほど怖くなるのかもしれないが目の圧力はとてもやばかった
塁は持った写真を全てパラパラと下に落とした
塁は今度こそゆっくり寝れた

















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。