第8話

7
252
2026/02/20 11:00 更新














you
you
 それじゃあ……お願いします! 
Kokona
Kokona
 了解いたしやしたっ! 
Kokona
Kokona
 拝見させて頂きます! 





  今日はついに、親友で、私の担当の編集者である
  ココナに出来上がった小説の全編を見てもらう日。

  これが通ればすぐに出版社に持っていき、
  逆にストップが掛かれば練り直し。

  1枚、また1枚と、ココナは原稿を読んでいく。




Kokona
Kokona
 ………あなた 
you
you
 な、なに……? 















Kokona
Kokona
 あんた最高なの?!
 ほんとっ、テッシュちょうだい! 
 涙出てくる〜〜っ!!
you
you
 ……ふふ、なんだ。良かったぁ 
you
you
 はいティッシュ 
Kokona
Kokona
 ありがとっ!ううぇ〜ん! 
 これはHINA先生史上最高傑作 
 の予感がするっ…!
you
you
 そんなに?(笑) 
Kokona
Kokona
 だって、あなたの…いや、
 HINA先生が書いてきたのは 
 最初から失恋してたり、
 冷めきった愛を書くのが
 ほとんどだったじゃない?
Kokona
Kokona
 けど!今回の原稿は、恋に向き合って 
 頑張ったっていう過程がある!
Kokona
Kokona
 沈んだ気持ちを美しく表現するだけ 
 じゃない…
 相手への好意や自分の感情の変化まで、
 読者も一度は経験したことのある 
 恋の揺らぎを共感できる内容だよ!
Kokona
Kokona
 ほんとうに最高っ!
 すぐ提出してくるね! 
you
you
 えっ、直しは…? 
Kokona
Kokona
 そんなのいらないよ!
 あなたが想像したまんまの言葉を
 そのまま刷り上げるんだからっ! 





  「 行ってくる〜!!」とココナはドタバタと
  急いで、原稿の入った封筒を持って
  出ていってしまった。

  私はここ数週間の肩の重荷が落ちた気分で、
  イスに深く腰掛けた。




you
you
 ハムスターさんに、返信しなくちゃ 






  ここ最近、ふっと仕事モードが抜けた時に
  浮かぶのは、ハムスターさんとの会話。

  話題はなくなるどころかコロコロ変わっていて、
  昨日はハムスターさんが、厳しい人がいて、
  その人に珍しく褒められたって言ってたな。





you
you
 原稿出したこと話そうかな…? 






  作家の『HINA』であることや、
  実は25歳の日本人なんです。すら
  ハムスターさんには伝えていない。

  今こんなにハムスターさんと仲良くなれている
  のは、お互いのことを深く知りすぎていないから。
  きっと私かハムスターさんのどちらかが
  正体を明かした時、今まで通り気負わずに
  話せなくなると思うから。












  でも、心のどこかで、
  ハムスターさんにもっと私を知ってもらいたい
  なんて思っている自分がいる。

  なぜなのかはわからない。
  けど、少し殻を破ってみるのもいいかもしれない
  と、この時の私は思ってしまった。









🦈
 사실 오늘 원고를 다 써서 제출했어요.実は今日、原稿を書き上げて提出してきました。 
🦈
 저도 햄스터님처럼私もハムスターさんみたいに
 스스로를 말로 표현해 보았습니다.自分を言葉に表してみました。 
🦈
 우리의 말이 과연 누군가에게私たちの言葉が、ちゃんと誰かに 
 제대로 전달될까요…?ㅎㅎ届いてますかね…?







you
you
 ……送っちゃった、 




  このメッセージを見て、
  ハムスターさんはどう思うんだろう?
  『サメさんも書いてるんですか!?』って
  びっくりするかな? それとも…
  『もしかして、作家さん…?』って
  勘付かれちゃうかな?


  リスクは高いかもしれない。けれど、
  今の私にはちっとも気にしていなかった。












  いつか、海の向こうにいるサメさんと、
  顔を合わせて話したいな_____





プリ小説オーディオドラマ