あなたの下の名前:あの…私騙されてません?
女性:ここまで来て騙されてるって?笑
あなたの下の名前さん面白いですね。笑
あなたの下の名前:そ、それは…まあ…汗
女性:え?会社の住所調べて確認済みですよね?
私は今かの有名なJYP entertainmentに来てる。
道に迷って立ち止まったのがたまたまこの会社。
で、目の前の方はスカウトさん…汗
女性スタッフ:それで〜あなたの下の名前さんはこの
近くの音大生さん…
あなたの下の名前:は、はい…まぁ…
女性スタッフ:じゃあ…歌は歌える!?
あ、それともダンス?
あなたの下の名前:だ、ダンスは全く…汗
教員志望なのでピアノと…
あと趣味でギターで弾き語りを…
女性スタッフ:へぇ!じゃあ歌とか書いてるの?
あなたの下の名前:まぁ多少は…汗
こんなに身を乗り出して私という人間に
興味が湧く要素があるのだろうか…
女性スタッフ:じゃあ。やってみて?
あなたの下の名前:はい!?
女性スタッフ:ギターあった方が良い?
あなたの下の名前:え、あ、え…
そもそもアイドルとか歌手とか…現実味がなくて
仕方ないのだが…汗
女性スタッフさんはどこかに電話をかけ始めた。
女性スタッフ:ギター。持ってきてもらうから。
あなたの下の名前:えっ!?
女性スタッフ:アーティストの私物だけど。笑
そんな大層なもの…とか何とか口に出す前に
ガチャッと私たちが居る会議室の扉が開いた。
○○:ヌナ〜持ってきましたよー。
女性スタッフ:あら、早かったわね。笑
○○:人使い荒いんだから…汗
女性スタッフ:3RACHAならすぐに用意して
くれるでしょ?笑
○○:はいはい…あ…アニョハセヨ〜…
あなたの下の名前:アニョハセヨ…
人見知り全開なのか全くこちらをみようとしない
彼の事を私は知っている。
女性スタッフ:あれっ知らない?
あなたの下の名前:えっと…知り合いではありますね。苦笑
その発言に私以外の二人は心底驚いてる…
だって知ってるんだもの。
○○:え、あーファン?ってことですか?
あなたの下の名前:いえ…
○○:えっと…
ここでようやく彼は私の顔をまじまじとみた。
あなたの下の名前:ジソンくん…
🐿️:ひっ!?え…あ…///
ここに居るとは知らなかったけど…
彼は目を見開いて戸惑っているようだった。
これが彼との再会だった。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。