─────暑い…
バルガス先生がこんな真夏日の中マラソンするとか言うからこんな展開になってるんだ…
女ってこと隠して生活してるから仕方ないけど、学園長、少なくとも教師陣には伝えておいてくださいよ。。
起きたら絶対文句言ってやる
──────────
エースが容赦なく頬をつつく
ガバッッッ!!
勢いよく私は起き上がった。
ゴッッッ!!!
──同時に何かにぶつかった
私はあまりの痛さのあまりにぶつけた頭を抑え、涙目になってしまった
──嘘だ
多分なんてもんじゃない。死ぬほど痛い
デュースはどこからか保冷剤を持ってきてくれた。
──熱中症で倒れていた私の頭に元々乗っていた氷は既に液体になっていたのでその保冷剤が神の贈り物のように感じられた
ガラガラガラ…
騒いでいた私たちの元にある人が現れた
───嫌な予感はしていた。
なぜ生徒ひとりのために学園長ともあろうお方が顔を見せに来たのか。
私はみんなと一緒に鏡舎へ向かった
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。