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第1話

プロローグ
20
2025/12/30 13:47 更新
私の人生は悲しい事ばかり。

母は私が10歳の頃に亡くなり、父はその影響で毎晩酒を飲んで暴れ、若いのにも関わらず会社を辞め借金地獄。

そんな父から私を引き取ってくれた祖父母は愛情を沢山注いでくれたが、そんな時間も長くなく私の18歳の誕生日が来る前に亡くなった。

ギリギリ未成年な事もあり、父と暮らすことになった。
8年もたっていると流石に働きに出ているようだった

しかし再就職は難しく、賃金の安い仕事。
借金返済にも追われ、精神的にも参った父は首を吊って死んだ
あなた
あーあ。ほんとに頼る人いなくなっちゃった。笑
失意どん底の時、父の借金の取り立てがきた。
父は闇金にも手を出していたらしい
借金取り
18か、わけぇな
借金取り
まあ成人してるなら体売るなりどうにかして親父さんの借金返してくれや
借金取り
わけえ女は風俗でよく売れるぞ。
また取り立てくるからちゃんと払えよ
あなた
ああ、本当に人生のどん底とはこういうことか
大好きな祖父母もいなくて、
5歳までしか一緒にいなかった父の借金を私が体を売って返すなんて
あなた
だれかたすけてよ…
ボロボロの服、ボサボサの髪のままフラフラと歌舞伎町を歩いていた
周りを見るとキャッチばかり。若い男の人が通行人に「いい女の子いますよ」と話しかけていた
あなた
わたしもあそこで働かなきゃなのかな
あなた
もうやだ、
下を向いてフラフラ歩いていると細身の男性とぶつかった
あなた
あ、ごめんなさ
強い口調。昔の父を思い出した。

なんだか急に気持ちが溢れてきて、座り込んで泣いてしまった
背の高い男の人が後ろからやってきた
あなた
ここのい、、?
聞いたことのある名前だ
先日、借金の取り立てが来た時に男が電話で話していた
借金取り
また梵天が暴れてたみたいだな
借金取り
九井とかいうやつのせいで俺ら周りの金が全部取られんだよ
借金取り
~~~~~~~~~~~~~
あなた
梵天?
あなた
(あ、この人金を作る天才って言われてる)
あなた
あ、あの、!
あなた
なんでもするので私にお金貸してください!

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