4年前の中学3年生の時
いつものようにバスに乗って学校に向かっていた
その時 あの、
と声をかけられた
声をかけてきた人物は私と同じ制服を着ており
3年生だとわかるブレザーを着ていた
同じ学校の同い年と知って安心して
と聞いたんだ
そしたら
彼は
と言ってきたんです
1目惚れされたのは初めてだし
男の人と話す時もあまりなく緊張してしまった
でも彼は
と言ってました
その焦ってる姿が可愛くて
笑ってしまった、
そしたら
と、
その時私は
この人なら付き合ってもいい、
そう感じたんだ
だから
そう言った
その途端彼は
と、とても喜んでくれた
私はこれからの生活が少しバラ色に染まった気がした
これから起こる
最悪なことをまだ知らずに…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。