次の日、妹のお通夜
そのまた次の日はお葬式
妹の遺影の顔が私には分からなかった
そして私の近くで妹が何かを呟く
後悔、罪悪感、恐怖で押しつぶされそうだ
それは中学3年生の11月の事だった
日向と同じ烏野を受験すると言っても私は進学コースを受けることになった
勉強は頑張らなければならない
高校に関しては親も教師も、反対しなかった
私は心の何処かで反対して欲しかったと思っているだろうけど、今更もう変えられなかった
日向との約束もあるが、私自身がまた1人になり妹といる事で気が滅入ると思った
私は本当に糞人間だ
無事2人とも烏野に合格した
入学式を終え、部活が始まる前日
私はどこにも入る気はなかったが、日向がバレー部に誘って来た
断り切れず、取り敢えず見学だけと言う事で納得してもらった
日向が喜んでるならまぁいいか
……私は何を考えてるのだろうか……
何を馬鹿げた事を
自分自身で心底軽蔑する
日向を利用してるくせに、日向に笑ってて欲しい?
ほんと、巫山戯てる












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!