第6話

一章 六話
3
2024/06/18 15:00
七海双
さあ、死ぬぞ
そう思ったその時だ。



少し遠くに俺より年下っぽい女がいた。



そいつも入水しようとしてるのか?



俺は先を越されるような気がして体が動いた。



死んで欲しく無いのに、



不思議だな。
七海双
貴方も自殺、するんですか?
女は首を縦に振った。



俺は嬉しい気持ちでいっぱいだ。



まるで、仲間が増えた感覚。
七海双
じゃあ、俺と心中しませんか?
馬鹿…



俺は何を言っているんだ…?



絶対嫌だと言うだろうなぁ
うん…
は…、



嬉しいのか、



戸惑いなのか、



よく分からない感情だ。



アイツ・ ・ ・からはきいたことのない感情だ。



だが、その時、



俺は空っぽだった心に生温かいナニカを感じた。



ほんの一瞬だが。
でも、私で良いの…?
俺は



何も考えず、



咄嗟に言った事だから 



何も言えなかった。



でも、人なんか信じれない俺が心を引かれたんだ。



こいつはきっと、俺を満たしてくれる筈…!
七海双
お前が良いんだ
顔も、名前も知らない男に言われたんだ、



そりゃ信じれないだろうな。 



だから俺は考えた。



一緒に死んで貰う為に説得させる方法を。
主からー

 今回はちょっと長くしました。投稿頻度少ないですし、文字数増やした方が良いんですかね?

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 昔は毎日2000文字頑張ってたな…懐かしいです(๑╹ω╹๑ )

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