your side.
私たちは高校1年の春からずっと一緒だった。
入学して最初の隣の席がリオだった。
なぜか一緒にいるとお互い心地よくて、
どうやって仲良くなったのか覚えていないくらい
自然に距離が縮まって、何でも話せる仲になった。
こうやって他愛もない言い合いをしながら
登校するのも、いつのまにか日常になっていた。
私は恋をしてしまったらとにかく一直線なタイプで、
好きな人ができるたびに浮かれて、
うまくいかなくなるたびに何度も泣いた。
そしてその度にリオに話を聞いてもらった。
リオの顔を見ると安心して
全部吐き出して泣きじゃくってしまうのが恒例。
こんなの絶対めんどくさいだろうけど、
放課後の教室、夕焼けの廊下、帰り道のコンビニ前_
どこでもリオは私の話を聞いてくれた。
リオの言葉に、何度救われたか分からない。
いつもは私のことを揶揄ってばっかりなのに、
こういう時はちゃんと慰めてくれた。
leo's side.
あなたのあなたは俺が慰めるといつもこう言うんだ。
俺の気も知らないで。
あなたのあなたにとって俺は、所詮 ただの友達。
そんなの分かりきってる。
だからこそあなたのあなたの口から俺が彼氏なら、なんて話は
冗談でも聞きたくなかった。
" 俺がずっと1番近くにいるのに
誰よりもあなたのあなたを知ってるのは俺なのに
俺なら絶対に傷つけないのに … "
言いたいことは溢れるほど出てくるのに、
パンパンに腫れた目で笑う君さえも愛おしく思う俺は
この関係を壊したくなくてずっと言えずにいるんだ。
_____________________
お久しぶりです !!
三月になっちゃったんですけど
色々と少し落ち着いたので戻って来ました ✨
更新停止していた間にもたくさんの方が
♡と☆してくださっていて本当に感謝です … 😢
未だに思ったより忙しくてゆっくりになるかもですが
更新再開するのでぜひ読んでください ♪













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!