目が覚めるとあまり来た事の無い保健室のベッドに横たわっている事に気付いた
突然の声にびっくりして声がした方に顔を向けるとそこに居たのは蘇枋さんだった
と、あまりの出来事に固まっていると
"悪い子"とは何の事だろう。
全く心当たりが無い
何をしちゃったんだろう…!?と記憶を掘り起こそうとするが起きたばかりで中々頭が回ってくれない。
そんなあたふたするあなたの一人称を見る蘇枋さんは何故かあなたの一人称に近付いて来た
ぺちんっという軽い音を立てて蘇枋さんが私のおでこにデコピンをした。
あまりの困惑と痛さでおでこに手を当てながらただでさえ回っていない頭がほぼ思考停止になる
そうだ、あなたの一人称途中で意識が無くなって……
確かに、日焼けがしたくないからと言ってこの猛暑で長袖長ズボンは良くなかった。
今みたいに誰かが助けてくれたのなら良かったが誰も居ない所だったら保健室では済まなく、病院だったかもしれない。
"助けて"……?
そう言いながら蘇枋さんがあなたの一人称の目の下ら辺を触る
何だか心配そうな目であなたの一人称を見つめる蘇枋さんを見て、信用が出来るように感じてしまった。
嫌だ
怖い
辞めて
こっちに
驚いたように目を見開いた誰か____
蘇枋さんに向かって「来ないで」そう言いかけた瞬間、見慣れた先生が保健室に入ってきた
あなたの一人称に向かってお大事に。という彼は先程の見開いた目ではなく、すっかりといつもの目に戻っていていつも通りの澄ました表情をしていた。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!