ウォンビンside
タロヒョンは高校の先輩で同じダンス部に入った時人見知りでなかなか馴染めなかった僕に気さくに話し掛けてくれた
そこから部活以外でも一緒にダンスしたりヒョンが卒業してからも良く遊んだり
その時はまだ特別な感情よりも仲良しの大切なヒョンって認識だった
でもタロヒョンは明るくて誰とでも仲良くなれる性格だから
色んな人が男女関わらず寄ってくる
その中に好意を持ってる人も居た
タロヒョンは少し鈍感な部分もあるのか全然気づいてない
タロヒョンに変な虫が湧かないよう無意識に守ってあげなくちゃ、そんな気持ちになった
本人に言っても全然分かってくれない
そんな天然な所もタロヒョンのいい所でもあるし、ちょっとおバカだなとも思っちゃうけど
タロヒョンが卒業してから暫くして小さなカフェを開いた 。
僕は一番初めのお客さんになれて嬉しかった
明るくて少し抜けてるヒョンと楽しくまったり過ごせるこの時間が幸せだった
そんな時、現れたのが一際目立つ背の高い男
ソンチャニヒョンだった
最初はタロヒョンにすぐ一目惚れしてるのが分かったからムカついて他の奴らと同じように
さっさと諦めさせようと思ったけど
気づいたら、タロヒョンは俺には見せたことのない表情をソンチャニヒョンにだけしていたんだ
ソンチャニヒョンの話をするようになったり
試作のお菓子をあげよう、なんて言い出したり
決して口にはしてなかったけどわかっていた
タロヒョンもソンチャニヒョンの事
好きなんだなあって
だからソンチャニヒョン 、タロヒョンの事 ……
泣かせたら
次は僕が奪ってやる ____
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!