第4話

確信
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2023/10/19 20:38 更新
ジミン
ジミン
テヒョンが俺んとこに住む事になった!
ジョンウン
ジョンウン
はっ…?
それはジミンからの急な報告だった…



ジョンウン
ジョンウン
ちょっと、どうゆう事?
一緒に住む?
頭が真っ白になりそうだったけど、

とにかく平常心を装って…
ジミン
ジミン
実家から大学まで遠いって話してたから、
俺が誘ったら、住むって!

何度か断られたけど、親に相談したら
そうしろって言われたみたい!

あー、やっと1人じゃなくなる♪

俺、寂しがりやじゃん?

あの家に1人とか耐えきれなかった。
ジョンウン
ジョンウン
そっか…良かったじゃん!
全然良くない…

2人はもうそんなに仲が良くなってた…

俺はまだ…目すらまともに見た事ないのに。

ジミンとテヒョンの急接近に焦りを感じている…

ジミン
ジミン
うん!
来週には引っ越してくるよ!
お前も遊びに来いよ。
なんなら、ジョンウンも一緒に住めばいいじゃん!
楽しそうじゃん?
ジョンウン
ジョンウン
だから…それは…
ジミン
ジミン
ダメなんだろ?
わかってるよ…

でもさ、俺ほんとにジョンウンとテヒョンが仲良くなってくれたら嬉しいな…
ジョンウン
ジョンウン
ずいぶんテヒョンの事が気になるんだな?
嫌な言い方になってしまった…

ジミンが悪いわけじゃないのに。

俺、今どんな顔してしゃべってるんだろう?
ジミン
ジミン
テヒョンにさ、みんなと仲良くなって欲しいんだ。

アイツ本当にいいやつなんだよ。

だけど…友達といろいろあって、今は1人でいる方が楽だって。

でも…そんなの寂しいじゃん?
そう…ジミンは昔からそうゆうやつだった。

困ってるやつとかみると放っておけない…

ただそれだけ…

ジョンウン
ジョンウン
うん…俺もテヒョンの事もっと知りたいな。
ジミン
ジミン
だろ?
絶対に仲良くなれるよ!
だってお前は俺の自慢の親友だもん♪
親友…


なのに…わけわかんない感情で
お前にモヤモヤしてた…

ごめん…

2人の距離が縮まるたびに、なんか俺焦ってるだけで…

自分では何も動いてないじゃん…



てかさ…俺どうしちゃったんだろ?

頭の中がテヒョンで埋め尽くされてる…

話した事も、まともに目を合わせた事もない…

俺の名前すら知らないかも知れないやつの事

どうしてこんなに気になるんだろう…
ジウン
ジウン
ジョンウン!
今日みんなでどこか寄っていかない?
大学に入ってすぐに仲良くなった女友達のジウン。

誰とでも気さくに話すから、みんなに好かれてる。

ジミンとよく似ていて、女の子だけど一緒にいて楽だ。


ジョンウン
ジョンウン
あ…今日は….
あまり気分が乗らない…って断ろうと思ったけど、
ふとテヒョンの事が頭をよぎる。

ジョンウン
ジョンウン
ジミンがバイトしてるカフェに行ってみない?


俺もテヒョンの事がもっと知りたい…

1人では勇気の出ない俺だから、

ごめん…力を貸して…

ジミン
ジミン
いらっしゃいませ!
おっ!お前ら来たの?
ジウン
ジウン
よっ!
ジョンウンが誘ってくれたから、
来てやったの!
オシャレなお店だね
ジミン
ジミン
俺にぴったりだろ?
ジウン
ジウン
何言ってんだか…早く案内してよ!
はは。この2人いいコンビだよな。

ジミンと目が合う…

俺の肩を軽く叩いて、小さな声で

ジミン
ジミン
みんな連れてきてくれて、サンキュー!
と囁いていく。

俺は店内を見渡すが、まだテヒョンの姿は見えない。
ジョンウン
ジョンウン
ジミン…ちょっとトイレ借りてもいい?


柄にもなく緊張してんのかな俺…



ジミン
ジミン
うん。そこの奥ね!
トイレの鏡に映る自分の顔をみると、
余裕のない顔…


ただ友達に話しかけるみたいにすればいいだけじゃん…

好きな子に愛の告白するわけでもないのに
なんでこんなに緊張するんだろう…

情けない…
ジョンウン
ジョンウン
よし…
小さく気合いを入れて、トイレから出ると、
さっき案内された席の前に、ジミンと…

すらっとした長身で、

柔らかそうな黒髪の後ろ姿の男性。



テヒョンだ…



先に振り向いたジミンと目が合い、
俺に向かって片手をあげる。







ジミン
ジミン
おっ!やっときた。
ジョンウン、今みんなにテヒョンを紹介してたんだ。
テヒョンは、まだこっちを見ていない…

一歩踏み出すたびに、緊張が高まるのを感じる。

ジミン
ジミン
テヒョン!
名前を呼ばれてテヒョンが振り返る…


テヒョンの視線が俺に向けられ、

視線が絡み合う。


初めてちゃんと目があった…

大きいけれど切れ長の一重。

三白眼の瞳がとても綺麗だった。



真っ直ぐに向けられたテヒョンの瞳からは

儚さと強さを感じた。



ドクン…


胸の高鳴りを強く感じる…



テヒョンの目に吸い寄せられるように、目が離せない…


時が止まったように感じた…



ドクン…


ドクン…


鳴り止まない胸の鼓動…



ドクン…


ドクン…



あぁ、やっぱり…


最近ずっと…モヤモヤしていた気持ちの正体に、
少しずつ気がついてきてたけど…


気づかないフリをしてた。


でも、ちゃんと向き合って確信した…


俺、テヒョンの事が好きだ…

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