第14話

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2024/09/02 15:48 更新





















あなた
あれ、
あなた
てかクラピカは!?
ひと段落着いた後、私はキルアに尋ねた。



そう言えば昨日、クラピカにお世話になって気がしなくもないんだよな。。







キルア
クラピカ?
キルア
あいつらなら他んとこ行ってるけど




てことは…私に気を遣って起こさなかったってことか


あなた
そう、



私より歳上だと言うことを実感させるような気遣い。
さすが、こう言う人がモテるんだろうな…なんて、
こんなこと関係ないけど。




キルア
なんかあったのかよ?




あなた
うん、まぁちょっと。






クラピカは私が寝るまでずっとそばに居てくれた。
いつもとは違う、孤独じゃなかった。
横に誰かがあるってことだけで、寝るのって苦じゃないんだって。


悪夢はなんら変わらずだったけれど、
どこかぬくもりを感じるような気がした。








キルア
ふーん…


私の言葉を聞いたキルアは少し下を向く。






キルア
…あのs
ビーンズ
📢  )皆様、
 大変ながらくお待たせいたしました
ビーンズ
📢  )この飛行船は、
   間も無く目的地に到着いたします



キルアが私に何かを言おうとした時、
狙ったのかとも言えるタイミングで船内にアナウンスが流れ、声が遮られてしまった。



慌てて私はキルアに声をかける。
あなた
キルア?



キルア
あ〜、やっぱなんでもない。


キルアはバツが悪そうに立ち上がると先ほどのことをかき消すように口を開いた

キルア
ほら、早くいこーぜ。

キルアは座っている私の手を掴み強引に立ち上がらせ、いつもとは違う雰囲気を漂わせているようだ




あなた
あ、うん、


有無を言わせないような迫力に少しびっくりしたものの、
すぐにいつものキルアに戻ったので
少し疑問だったが触れるのもあれだろう、そう思い私は何も言わずにキルアと出口へと向かった。













いよいよ第三次試験。


飛行船を降りた先にあったのは、最初に比べると減った人、そして高い空。

高い空、高い、空、


あなた
高くない、、スカ、、


キルア
こえーの?
あなた
怖くないけれども、怖くないけれども。


ビーンズさん、
豆みたいな人の説明によると、
ここは第三次試験会場、
トリックタワーと言うものらしい。
制限時間は72時間、この塔から生きて降りてくることが通過の条件だ。


私達はゴン、クラピカ、レオリオの三人と合流し、
一緒にトリックタワーのてっぺんから地上を見つめた。
レオリオ
まさか、ここを降りろって言うのか、

クラピカ
自殺行為に等しいな、


ゴン
うん、

あなた
無理ゲー、てとこだね〜


なんて言っていると、私たちの横を誰かがすり抜ける。

これくらいの取っ掛かりがあれば
プロのロッククライマーなら難なくクリアできるぜ?
まあ、今回の試験の通過者1人目はオレって言ったとこかな

そう言いながらロッククライマーと名乗る男はすいすいと壁をつたって下へ降りていった


キルア
おー、すげ〜



キルア
もうあんなに降りてるぜ
キルアは物珍しそうな目でトリックタワーの下を見つめていた。








テンポよくロッククライマーが降り進めて行くと、
何処からか不穏な雰囲気が漂う。




魔獣、の気配か。



ゴン
あれ、!

ゴンも気づいたのか魔獣の気配がする方向へと指を刺す。


あなた
うわ、あれは、…
人面鳥。



人面鳥はロッククライマーの方向に一瞬で飛びつき、
一瞬でまるまると飲み込んでしまった。




キルア
うげ、
私とキルアは顔を見合わせながらこれは無理そうだな、とアイコンタクトを取った。



レオリオ
外壁をつたうのは無理みてーだな


クラピカ
下に通ずる扉があるはずだ、


脱出方法はそれ以外には存在しないらしい。

クラピカはきょろきょろと辺りを見渡しながら口を開く。


クラピカ
どうやら、人数も減っているようだな。

はっとして私も顔あげると、
残りはざっと20人程度に減っていた。


あなた
半数近くがもう脱出したってこと?

クラピカ
ああ、それが最適解だろう。



キルア
んじゃーさ、手分けして隠し扉探そーぜ

ゴン
そうだね!

あなた
じゃあ私あっち探してくる!

私はキルア、ゴンが向かう反対方向へ、

クラピカとレオリオはここら辺の隠し扉を手分けして探すことになった。

キルア
お前一人で大丈夫かよ!?
あなた
大丈夫!
なんかあったらすぐ戻ってくるから!





キルア
あ、おい、あなた!!





キルアには咎められたももの、私は2人より年上、
舐めてもらっちゃ困る!!そう思い私は早速地面を調べることにした。


もしあの時、キルアの忠告を聞いていればこんなことにはならなかったのだろう。


















調べ始めて数分、



ガコ、ッと言う音と共に私は謎の浮遊感に包まれた。


























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